呪いのアプリ

27通知 ページ29

メッセージに写されたものはやがて消えた


やはり充電切れだ
何故通知がなり、内容が見れたのだろうか

通知の内容はツイステvoiceの公式から…だと思う
そう…4通知中2通知は


三つ目の通知は友美を名乗る者から送られた通知であった。それは私に危険を知らせている内容だった…


が


文の後半は別人が打ったような口調で書かれていた

それは友美と私を知る人物

その通知に添付されていた写真はとても最悪
人間であろう腕の写真であった。

その者曰く、この腕は友美の物であろうという
文で書かれていた。そして寂しいのならば、友美の所へ来いと書かれていた。怖くない。時期に分かる…と。




そして四つ目の通知は誰かもわからなかった
書かれていたのは"気をつけて"のみの文



それは私を救う為の言葉なのか

不安を煽る言葉なのか、私には分からない





私には 私には



「西口さん！」


『…あ、はい！』


「ちょっとボーッとしちゃ困るンですけど。ただでさえバタバタしているっというのですよ」


お局の緒津(オツ)さんだ。しまった……


『あの…織津さん。気になる事あるのですが』


「気になる事でボーッとしていたのですか？仕事に支障に出る悩みを持ち込んだのですかアナタは」


『い、いや… …すみません…』


「で、なんなのですか」


眉を寄せながら私の顔を見つめる


『…友美の引き継ぎは誰がやっているのかな…と、思いまして。。最近事件あったばかりなのですが…気になってしまいまして』


「あぁー、あの人ンのね、西口さんが有給とっている間やってもらっています。気にしないで良いです」



『気にしないでって』


「で？それだけですか。なければ仕事に戻って下さーい。ただでさえあの人ン含めて2名いなくなったせいでコッチは色々と忙しいーんですよ」


「情をいつまでも引っ張らないでください
じゃなければ辞めてもいいのですよ」


『辞め……しかし……』





「はぁ、西口さん。ここに何しにきたのですか」


『仕事…ですけど…』


「ですよね。ではお戻り下さァーい」



緒津さんは自分のデスクに戻り作業し始めた
彼女の言っていることは至極真っ当な事

何も動かない人間が会社に居て不愉快なのは
誰でもそうであろう


お腹がキリキリと痛い




《A》


何処からか声がした
この声………


ラギー……？



パソコンの画面にエクセルが
映し出されていた筈なのに

画面にラギーが映されていた

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