4話 ページ4
Aside
その後エーストラッポラと別れ
オンボロ寮に着く二人
ユ「ようこそー！我オンボロ寮へ！」
『相変わらずオンボロね』
ユ「あはは、素直率直ですね。まぁ否定する箇所見当たらないので置いときますけど」
ギィ…ギィ…と
不安な音を立てる床
こんなところにユウとグリムは住んでいるのね
壁なんて…押せば板がグラグラ
ｺﾞｰｽﾄ「おやぁ？お客さんかい？」
押していた板からゴーストが！？！？！？
『ひゃ…!!』
ユ「Aさん！この方々がゴースト…って
だ、大丈夫ですか？」
『べ…別に…』
ｺﾞｰｽﾄ「おやまぁ…脅かし甲斐がありそうだねぇ？ヒッヒッヒッヒ…」
ユ「なんか意外ですね…Aさんが
ゴースト苦手って」
『苦手というか……だって…攻撃してもダメージ与えれないし…既に死んでいるし…』
確かにゴースト的にも攻撃されたらひとたまりもないかもしれないけど、一応死者よ？死なないじゃない…？
『も、もう…早くおやつ済ますわよ』
ユ「(可愛いなぁこの人)うん！
あ！これがトレイ先輩の作ったお菓子！」
クローバー先輩の作ったお菓子は流石と言うべきなのか、形も色もとても綺麗であった
そして
『この不細工なマフィンはユウね』
ユ「なはは…一応上手く行ったつもりデス」
温めている時は膨らんだであろうが
ぷしゅんっと萎んだマフィン
お面をズラしAは
『…あむ』
ユ「えっ！？そっちから食べる！？
先にこの完璧なお菓子から食べたら…『美味しい』
へ？」
もふもふ口の中にマフィンを入れていく
ほんの少し焼きが足りない部分あるが
『味。丁度良い』
ユ「前にAさん、甘いのより苦いって言ってたから…砂糖は少なめかな？って思って…」
『……』もぐもぐ
私の食べる姿を見るなり
ユウは嬉しそうに笑ってくれる
笑顔なユウをみていると
こっちまで笑顔になりそう
少しくすぐったいこの気持ち。初めて
ユ「ほらほら！本命はこのトレイ先輩のマフィン！ぜーったい美味しいですよ！」
『…そうなの？』
クローバー先輩のお菓子作りは凄い
とは何度も聞くが
実際に食べたことはない
あまり人とは関わらない柄だから仕方ない
クローバー先輩のマフィンを手に取り
口の中に入れ、咀嚼しよう瞬間
《ガリッ》
『い"っ…!!!』
口の中に思いっきり針を刺さった感覚
甘いマフィンは一気に血の味へと変えていく
口の中から取り出すと
裁縫などに良く使われる針が入っていた
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
