25話 ページ28
Aside
いつからこんな世界になったのか
飛行術の授業により外にいる
誰かとペアを組まないといけないが
私は見学している
授業は見学する柄ではない
しかしどうもやる気が出なかった
授業はやる気がどうのこうのではないが
私はさっきのジェイド兄弟により
理解したくないことを予想してしまった
この世界は…異常なのが
"当たり前"なのかもしれない
そう思うと納得してしまうわね
やり方はめちゃくちゃだ。モラルなんて通じない世界にいるのではないかと思った
私の故郷はこんなのじゃない……と
思っていた
記憶を思い返すと…思い当たる節はあった
小さい頃の記憶
私の住んでいた家の近所に火事があった
なかなか火は消えなくて
結局全部燃えてしまった
火事になった原因は…ポイ捨てのタバコ
捨てたタバコの犯人は特定された
犯人は中年の男性で…
まさか自分の捨てたタバコが原因で火事になるなんて思いもよらなかったであろう
その男性は町の人たちによって罰された
村の人は、男性を森にある木に縛りつけ
男性にめがけてムチを打った
何度も何度も打ちつけられ、皮膚はえぐられ
男性は何度も何度も謝罪をしていた
村全員がムチを回しで打ちつけていた
…私もやっていた
意味もわからず、ムチを打った
全員ムチを打った後だが…男性は涙を流しながら口をパクパクとしていた
私や近所の子供はそれを見て
まるで魚みたいだなっと笑っていた
村の人達は蜂蜜とバナナとお酒を混ぜた液体を男性にかけた…それは、虫を捕まえる時に作る液体を男性にかけたと言うことだ
ムチで痛めつけられた皮膚に液体が染み込み、森全体に男性の叫びは響いた
皮がベロンとしていた所は勿論
全体的にかかったのだ
私含めて村の人達は男性を次の日まで放置
ずっと男性は叫んでいた
そりゃそうであろう
剥がれた皮膚の上に虫がたかるのだ
神経丸出し状態の上に
カサカサと虫がたかるのだ
1匹じゃない。男性の体の大きさで考えると
20匹以上は軽くいくであろう
大きな虫から小さな虫まで
その甘い餌を剥がれた皮膚の上で食べるのだ
私、その時見てたけど
なんとも思わなかった
でも今思うと…異常よね
……ユウ
ザワ
…貴方は…そういえば貴方は最初っから
私の味方だった
ザワザワ
なんで…私はあんな事言ったのだろ
ザワザワザワ
私……
私……
バ「A!?ホウキを持ってどこへ行くんだ!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1110人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
