3話 ページ3
ユ「Aさん！」
図書室に入り、Aの姿を見つければ
駆け寄っていく
『ん』
ユ「見てください！トレイ先輩と一緒につくったマフィンです！凄く美味しそうに出来たのです！」
タッパーの蓋を開け
ふわふわと焼きたての美味しそうなマフィンの
香りが広がっていく
『…良く出来てるわね』
ユ「やっぱりそう思いますよね！」
『でも、ここは図書室。ここで食べちゃダメ』
ユ「分かってますよ流石に！
一緒に中庭で食べませんか？」
『遠慮するわ』
そっか…と断りの言葉に落ち込む監督生
Aはその姿に気づき
言葉を付け足していく
『…中庭じゃなくて、オンボロ寮なら
あまり顔はさらけ出したくないの』
その言葉を聞いたユウはパァァと喜び
うんうんと頷く
ユ「グリムはエース達と一緒にいるから大丈夫ですよ！あっ…ゴースト達は大丈夫でしょうか？」
『…平気』
読んでいた本をパタンと閉じ
本を棚に戻していく
監督生とAはオンボロ寮への向かった
廊下で監督生とAは
会話…といっても主に監督生がAに話しかけながらだが歩いていく
ユ「大丈夫ですよ！ゴーストといってもとてもいい人達ですので、きっと仲良くなれます！偶に脅かしに来ますけどね」
『…ﾋﾟｸｯ ……脅すの？』
ユ「？はい」
『……』
ユ「…幽霊とか苦手なのですか？」
『……』
ユ(あ、顔背けた。苦手なんだ…)
？「ばぁぁぁぁあ!!!」
ユ「うわぁぁ!!!」
『…!!!!(ﾋﾞｸｯｯ」
エ「ぶはっ!!めっちゃビックリしてんじゃん
監督生！お面先輩はお面してっからビックリしてんのかわっかんねーけどよ」
ユ「ビックリしたなぁ…もう」
『……』
ケラケラと監督生のびっくり様に
笑うエース・トラッポラ
エ「よ！監督生。噂のお面先輩と一緒にいるなんてスゲーな。他の先輩達なんてまともに話したことなんて授業ぐらいなんて言ってるくらいだぜ？」
ユ「そうなの？凄く楽しい先輩なのに」
エ「へぇー？そーなんスか？」
チラッと視線はこちらに向けられる
『……! 』
彼の目を見ると、ゾクっとした
心臓がバクバクし始めた
この感覚は初めてではない
前にリーチ兄弟にもあったが
他の人物からにもあったのだ
妙な雰囲気だった
ここの学校の生徒全員とは言わないが
ユ「あれ？デュースやグリムは？」
エ「あぁ、皆なら」
(普通に会話だけ聞いていたら、なんともない筈なのに…怖い。何か…何かが)
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
