17話 ページ19
『どんな本を』
図書室に再び戻ったA
ジャミルへすすめる為の本を探している
ジャ「そうだな･･･Aが最近面白いと思った本で頼む」
「そうですか」Aは思い当たるように
過去に読んでいた本のジャンルの元へ行きその本を手に取る
『これです』
とりだした本を手渡す
ジャミルはパラパラと本をめくっていた
その間Aはユウがいないか探す
しかし、この部屋にはAとジャミル。二人しかいなかった
ジャ「誰を探している」
『え』
ジャ「まさか、ユウか」
目を細め
Aを見つめる
歩く音の反響が響き
Aにゆっくりと迫る
嫌な予感したのか、胸元にあるマジカルペンとりだす
ジャ「誰かに懐くざまなんて必要ない」
『･･･何ですか』
ジャミルもまたマジカルペンをとりだし、ブツブツと
つぶやき始め、彼の表情は嫌悪に満ちていた
ジャ「お前は自ら周りと壁を作っていた
1年の時からずっとな
俺だって理解していた。周りの異常さをな!!
カリムもその一人だって･･･
だから俺とお前だけが、この学校でまともだと！！理解者だと!!
なのにお前は何なんだ!!
心を先に開いたのはユウ!?
俺はしっている!!
お前はあくまでユウのことを可哀想だから仲良くしているのだろ!!!!!」
『違う!私が誰と仲良くして自由でしょ!?確かに可哀想な子だと思った!!!!!だけど今は本当に友達として「嘘だ！!!」っ!』
ジャミルはAの胸ぐらをつかみ
何度も何度も揺さぶる
ジャ「ユウユウユウユウユウ!!!!!あぁもう良い
俺がここまでまともでいられたのは
お前の存在だってのに！
･･････ああ、悪い･･･だめだ
俺はもう･･･
あいつらと同じだ」
その瞬間
ジャミルの目には
何度も見慣れた
あの目になってしまった
『く･･･
ジャミルはAに向かって魔法を繰り出すが
相手をさとったおかげで、次々に来る攻撃呪文を回避できた
(避けるのに精一杯･･･でも動きをさとればこっちのもの)
？「図書室で攻撃魔法とは何事ですか!!」
唐突に
入り口の方から大きな声をしたのは
『が、学園「よそみか」しまっ＿＿!」
思わず学園長に気とられてしまい
ジャミルにつかまり
思わずジャミルの目を見てしまった
ジャ「瞳に映るはお前の主人!尋ねれば答えよ!命じれば頭を垂れよ!
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
