１２ 潤side ページ12
雅「おはよう。練習おつかれさま」
智「ゆっくりでいいから、寝癖だけ直してもらっておいで」
和「ん、ふふ。おはよう」
目を覚ました和は、ゆっくり身体を起こすと恐る恐る立ち上がった
潤「っと…だいじょぶか？」
和「ん…ごめん、立ち眩み」
一瞬ふらついたもんだから、慌てて支えたけど、和はすぐにその手から離れていく
潤「心配だからちょっと一緒に行ってくるわ」
翔「うん、頼んだ」
そそくさと１人で楽屋を出てしまった和が心配で、その後ろ姿を追った
予想通り、和は廊下をこれでもかってくらいゆっくり歩いてて
潤「かず」
和「あ、潤くん。どしたの？」
潤「やっぱ結構キツイんじゃない？」
和「寝起きだから、筋肉が固まってるんだよ。段々ほぐれてくるって」
潤「病院は？」
和「行けたら行くよ。今日か明日ね」
和は俺を見てニッコリ笑う
練習もあって仕事もあって、かなり忙しくしてる和
俺はただコイツの身体が心配で
もちろん、心もね
潤「病院、一緒に行くよ」
和「え、いいよ大丈夫。子供じゃないんだから」
潤「じゃあついでに飯作ってやるよ」
こうでもしないと、病院行かないと思うんだ
少しくらいの腰痛は和の中では日常的で、当たり前だと思っちゃってるから
少し強めに押さないと、和は病院に行こうとしない
痛い事されるってわかってるから尚更なんだけどね
潤「雅紀の手料理は食べたのに、俺のは食べないって？」
和「そんなわけないじゃん！…ただ、病院は、行きたくない…」
潤「でも結構痛むんだろ？早めに診てもらった方がいいよ」
和「…ハンバーグ、作ってくれる…？」
迷った末に、和は俺を見上げて首を傾げた
当たり前じゃん
特別にチーズも乗せてあげるよ
潤「じゃあ、今日終ったら病院行こう」
和「うん…病院も来てくれるの？」
潤「一緒に行くよ。ずっと傍にいるから」
言いながら肩を抱いてやると、一気に和の耳が真っ赤になる
演技派なのに、意外とこういうの弱いんだよね
メイク室までの見慣れた廊下を、和のペースに合わせてゆっくり歩く
やっぱり和は、腰を気にして時折顔をしかめていた
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るんるん(プロフ) - 何年越しでも、、密かに待っていたので嬉しいです！ (2022年10月9日 2時) (
レス) @page49 id: 5f4c3622e1 (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - 更新嬉しいです！楽しみにしてました！ (2021年5月27日 18時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - かなりお久しぶりにここへ来て読ませて頂きましたがやっぱり風月さんのお話しのニノちゃん可愛くって好きだなぁ(*´▽｀*)続きもまた楽しみにしてますね！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 8801631f59 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ担 - 長編が見れません (2018年12月28日 21時) (レス) id: 9f8d06ec79 (このIDを非表示/違反報告)
tuki - すごく面白いです。更新がんばってください！続きがすごく気になります。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: b5e1612a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年10月14日 1時
