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お弁当を食べ終わったところで昼休み。
私が、この学校の中で一番のお気に入りスポットである屋上にきた。
白い柵に手を乗せ、グラウンドでみんながはしゃいでいるところを見るのがお気に入り。
ここだったら誰にも邪魔されず、自分だけの世界がつくれるから。しかも心地良い風が吹き抜けるから、すごく落ち着くんだ。
平野「 あ、いた！Aちゃーん！ 」
『 平野くん！ 』
満面の笑みでこっちに駆け寄ってきた平野くん。
髪を黒にしたからか、爽やかさが増した気がする。
平野「 いつもここにいるんですか？ 」
『 うん。ここからなら廉くんも見られるから、ほら 』
そういって私が指差したのは、サッカー部の昼練で汗を流す廉くん。
廉くんがこの学校を志望した理由は、強豪サッカー部がここにあるため。
平野「 ほーんと好きですね、廉のこと 」
『 ああいう態度とっても、根は優しいからね 』
平野「 だからAちゃんは優しいんですって 」
一瞬、どこか悲しそうな瞳を浮かべた平野くんだったけどすぐにいつもの優しい、柔らかい表情に戻った。
そして、手が近付いてきたと思ったら
平野「 なーんで伝わんないかなあ… 」
なんて意味深な発言をして私の頭を撫でたんだ。
『 ひ、ひらの…くんっ！ 』
平野「 ふはっ、顔赤いですよ 」
『 う、うるさい！ 』
平野「 いたっ！…冗談ですって！ 」
永瀬「 …！ 」
このとき廉くんが、グラウンドからこの一部始終を見ていたなんて知らない。
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aimi(プロフ) - 初めまして。すごく面白かったです‼️これからも頑張ってください！応援してます❗️ (2021年10月31日 19時) (
レス) @page49 id: 7523aceb2d (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - お話読みたいのでパスワード教えてほしいです！！ (2021年7月27日 23時) (レス) id: 0c341d472b (このIDを非表示/違反報告)
さくらん(プロフ) - パスワードのヒントを教えて下さい！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: a7aa3d16ee (このIDを非表示/違反報告)
niconico0807(プロフ) - お話とても楽しく読ませていただいてます。続きが気になるのですが、パスワードを教えていただけませんか？ (2019年11月2日 20時) (レス) id: d8c3065569 (このIDを非表示/違反報告)
さわまる(プロフ) - とても楽しく読ませていただいております！続きがとても気になるのでパスワード教えていただけると幸いです(^^) (2019年10月31日 22時) (レス) id: e116b8cde1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こはく
| 作成日時：2019年4月25日 22時
