ナガセくん、嫉妬してください。

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"あﾞ？自分の彼女のこと心配してなにが悪いん？"



さっきの授業で廉くんが言っていた言葉を頭の中でループさせる。



…自分の、彼女。




『 んふふっ 』


岸「 なに笑ってんの？その顔最高にブスだな！ 」


『 優太うっっさい！！ 』





私のことを毎度のことバカにしてくる優太は置いておく。

そんなことより、廉くんからあんな言葉が聞けるなんて。





『 しょおくん〜 』


平野「 なにどしたん？Aちゃんすっごい幸せそうな顔してる！ 」





紫耀くんと関わりはじめてから、廉くんの今まで知らなかったような一面がみた気がする。



ほんと、紫耀くんには感謝しなきゃな。





平野「 あ！そういえば駅前のクレープ屋さんの割引券もらったから放課後行かへん？ 」


『 うそ！いくいく！！ 』







それから部活が終わり、急いで着替えると部室のまえに紫耀くんが待っていてくれた。




平野「 ほな、いこか！ 」





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