ごろごろ、ゆったり。(伊沢さん目線) 伊沢拓司 ページ8
『ん……拓司…』
Aが身を任せてくれていて、それを抱きしめる。久しぶりに会ったからなのか、いつもより抱きついてくれる力も少し強めな気がする。
「…ずっと思ってるんだけれど、Aってすごい華奢だよね？」
『え…』
だって腕に収まるもんな。Aは本当に華奢だと思う。
「もっときつく抱きしめたら折れそうだよ笑」
『ちょっと、そんな貧弱じゃない！笑』
「あはは笑 でも細いのに柔らかいんだよね！」
『柔らかい？私が？』
「うん」
それこそ女の子特有の柔らかさというか。やっぱりAは女の子なんだなと思わされる。
「(可愛いなあ…)」
Aの頭をそっと撫でる。今日は2人部屋でダラダラしているから、実際何をしてもありで。でも今日は手は出さないと決めているけれど。
『拓司…』
「うん？」
『あの…』
「うん」
『今日、その……』
「どうしたの？」
『……こうやって、過ごしてたい…』
「A…」
『っ、私だって寂しかったの！拓司に会えなかったから！』
顔を赤くして言う。今日はただひたすら彼女を抱きしめたいと心に決めた。
「分かったよ、もちろんいいよ！」
『あ、ありがと…』
「ううん、俺も寂しかったよ」
彼女といるとどうしてもだらけてしまう。一種の安堵を覚えているのかもしれない。でも、それはそれで悪くないなあなんて思う。
『拓司』
「うん？」
『拓司はさ、いつもたくさん頑張ってるけれど……必要以上の無理だけはしないでね』
「大丈夫、ありがとう」
『結構心配なの、これでも』
「うん」
『あと、何か役に立てそうなことがあったら連絡してくれたら嬉しい』
「うん」
『…今だけでもいいから、ゆっくりしよう』
「本当にありがとう」
Aはいつも俺のことを真面目に心配してくれる。正直なところ、Aがストップをかけてくれるから助かることも多くあったりする。
なかなか会えないし、あまりいちゃついたりしないこともあるけれど今日は十分にいちゃつこう。そう決めてAを抱きしめた。
伊沢さんの場合、室内ではゆったりして、外でのデートの時はちゃんとリードしてくれそうだなあと思っています。
あと、時たま男子高校生並のドッキリをして欲しいと思うのは私だけでしょうかね？笑
休憩時間、あなたと。(主人公目線) 水上颯 ー1ー→←気分屋の彼女。(主人公目線) 水上颯 ー2ー
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梨音(プロフ) - Y/Iさん» コメントありがとうございます。小説を書き始めた段階で水上くんの卒業と同時にやめようと密かに考えていました。 どれだけ更新が遅くても良いなら続けようとも考えましたが、更新するかすら分からない小説に待ってくれることを考えて、やめるという判断に至りました。 (2019年12月19日 22時) (
レス) id: 0f17c7733f (このIDを非表示/違反報告)
Y/I(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています。私はTwitterをやっていないです。４月以降も読ませて頂きたいのですが… (2019年12月19日 9時) (レス) id: aa8ffc0144 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - 晴さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。 今のところの予定としましては、3月で小説が全て終了する際、投稿したいと考えております。 (2019年12月1日 21時) (レス) id: 452ea8fdb4 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - Twitterやってないのでできれば大人向けの方に続きあげてもらえると嬉しいです…！！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: bc15b3e9b2 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！ 鶴崎さんはそういう可愛らしい所がありそうだなあと思いついたので、書いてみました！！ (2019年10月24日 22時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年10月21日 22時
