待つのは愛しい彼。(主人公目線) 水上颯 ページ48
会社で仕事をしながら考える。
そういえば、今日は颯が普段より早くから家に来てるんだったと。
今日は急用の仕事もないし、早く帰宅することに。電車に揺られながら、家の合鍵あげた時めちゃくちゃ喜んでたなー…と考える。
確かに、帰ってきたら(たまにとはいえ)恋人が家にいるとか、恋人が家に帰ってくるってことは実はかなり嬉しいことで。
『(もう来てるかな、早く帰ろう)』
私は颯に会えることを楽しみにしてなのか、いつもより早歩きで帰った。
『ただいまー』
「！A」
『お疲れ様』
「Aこそ、お疲れ様」
『…あ、夕飯どうする？』
「何か買おう、宅配のやつとかでいいじゃん」
『そうしようか』
頼んで来るまでゆっくりする。すると彼は泊まっていいよねと聞いてきたので、それに了解する。久々のお泊まりだ。
夕飯を食べたりお風呂に入ったり、一通り終わらせた。颯が家にいるだけで、少しだけいつもより明るくなった気がして楽しいのは事実だろう。
「A」
『ん？』
23時頃。2人でベッドの上に座っている。
すると颯が私をゆっくりと抱きしめる。…何だかずっと、颯の腕に抱きしめらてれたいと心のどこかで考えていた気がする。
「やっと抱きしめられた」
『！』
「寂しかった、っていうか…」
颯が恥ずかしそうに言う。まあ確かに、私も寂しかった。
『うん、私も』
「A…」
優しく私にキスを落とす。あぁ、颯の感覚だ。何だかすごく嬉しい。
「…本当は、もっと一緒にいたい」
『ふふ…笑 でも颯は忙しいし、私は社会人だもん……仕方ないよ』
「ごめん」
『どうして謝るの？颯は楽しいみたいだからいいんだよ、頑張れることで忙しいのは本望でしょう？』
「そうだけれど…」
『颯が許してくれるなら、私は颯のことをずっと待ってるよ』
「ありがと…」
『でも、たまには少し電話はしたいな……1ヶ月も声が聞けないのは寂しいかも』
「善処するよ」
『うん、ありがとう』
颯がぎゅっとよりきつく抱きしめてそのままベッドに倒れ、私の頭を撫でる。それが嬉しくなって私からキスをすると、颯は顔を赤らめつつ私を押し倒した格好にして。
『…したいの？』
「っ……うん…」
『そっか』
良いよ、と答える代わりに着ているルームウェアのボタンを外していく。
すると颯が察したらしく、俺がやる、と言って私は颯に全て服を取られてしまった。
その先は、言わずもがなということだ。
甘えたい彼氏。(主人公目線) 水上颯→←可愛い先輩。(林くん目線) 林輝幸 ー2ー
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梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょく入れていきたいと考えています笑 (2019年10月14日 22時) (
レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期組の会話、これからも大歓迎です(*≧∀≦*) (2019年10月12日 23時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます！ これからも、同期2人の会話を書いていけたらいいなと思っています！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期コンビの会話、大好きです(*´ω｀*)ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
ユナイテッド - ありがとうございます！幾らでも待ちます！ (2019年9月16日 0時) (レス) id: e062a1cb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年8月27日 22時
