可愛い先輩。(林くん目線) 林輝幸 ー2ー ページ47
可愛いな、とストレートに感じる。先輩だし年上の人だけれど、仲良くしてくれるし話しやすい。でも、きちんとした所でたまに感じる先輩らしさもないわけではない。
いやもしかしたら、普段は年上だと思わせないというのがAさんなのかもしれない。やっぱり先輩なのだろうか。
『林、ゲームセンターも行きたい！』
「この間行ったじゃないですか」
『週に2回は行かないと気が済まないの！』
「ゲーム好きですよね、本当に」
『うん、家庭用ゲームもスマホゲームもゲームセンターも問わずにゲームが好き！』
「砂川さんとよく話してますよね」
『うん、砂川のことは友達として好き！良い奴だよ！』
先輩は笑って言う。好きだという言葉が、友達としての意味としてでも砂川さんに向けられていることが羨ましかった。
『私と砂川が話す時は大抵ゲームの話かな！そこに水上も鶴ちゃんがも加わることもあったり…』
「その光景、よく見ますよ」
水上さんなんかは特にAさんを気に入っている。砂川さんと同じくらい仲良くしているところを見かける。仲良すぎて砂川さんか水上さんかどちらかと付き合っているんじゃないかと1度疑ったこともある。幸いそういう関係ではなかったが。
「(あれ、俺……Aさんと共通の話題ってクイズと世間話以外にあったか…？)」
突然思い始める。俺は先輩と話す時にクイズと世間話以外の話はあまりしないように思う。それは俺が話についていけるようにという先輩の心遣いなのだろう。
『でも林とはクイズの話たくさんできるね！』
「！」
『私、好きな物とか多い方だと思ってるから……たまに分からないものもあるかもしれないけれど』
「そんなことないです、大丈夫です」
いや、Aさんは無意識にやっているのかもしれないが。
『そう？ならいいや！』
でも俺はこの人のそういうところも好きなんだ、と改めて感じる。絶対に言えない言葉だ。
『ところで林、何食べてく？』
「何でもいいですよ、特に食べたいものはないので…」
『そっかー…じゃあどうしようかな…』
「俺も何か考えます」
…いつの間にか周りが帰っていて、こんなふうに2人きりで残れたのはラッキーだったな、とも考えた。
伊沢さん「(おっ…林だ、あいつ絶対Aちゃんのこと好きだよな…)」
…伊沢さんがいたのは知らなかったが。
試行錯誤中です。
待つのは愛しい彼。(主人公目線) 水上颯→←可愛い先輩。(林くん目線) 林輝幸 ー1ー
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梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょく入れていきたいと考えています笑 (2019年10月14日 22時) (
レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期組の会話、これからも大歓迎です(*≧∀≦*) (2019年10月12日 23時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます！ これからも、同期2人の会話を書いていけたらいいなと思っています！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期コンビの会話、大好きです(*´ω｀*)ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
ユナイテッド - ありがとうございます！幾らでも待ちます！ (2019年9月16日 0時) (レス) id: e062a1cb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年8月27日 22時
