少しだけ、このままで。(砂川くん目線) 砂川信哉 ページ22
『お、砂川』
「Aじゃん」
今日は東大王の収録。休憩時間に廊下をフラフラしていたら、Aが座ってスマホを見ていた。
「隣、座ってもいい？」
『いいよ、どうぞどうぞ』
Aとは気が合う。ゲームの話をよくするのと、クイズの話をしたり。他にも色々と普段あった事を話すと、それに興味を持って話に乗ってくれたり。
いつもは絶対に言えないけれど、Aは優しいし気の合う女の子だから俺としては結構気に入っていたりする。あと可愛い。
『ねえ砂川、面白いゲームない？』
そういえば前に水上さんがAが可愛いと言っていて、俺はそれに同意した覚えも記憶に新しい。光ちゃんと並んでいるところを見ることが多いが、正直2人とも可愛いなと感じている。
「分かんないな、あると言われればあると思うけれど…」
『そっかー…だよねー……やっぱりファイナル○ァンタジー7のリメイクまで待つかなあ……』
「お、買うんだ？」
『買うよ、7の主人公が大好きなんだ』
「あぁ、なるほど」
しかし、誰かにAを譲る気は一切ない。友達としてでもいいので、1番近い距離にいたいと思うのは俺のわがままだけれど。
でも……やっぱり、1歩くらい踏み出してみたい。ここで止まるなんて、関係が壊れるのが怖くて臆病になっているだけなのかもしれない。そんなの、絶対に良くないことだ。だから……
『！す、砂川…！？』
勇気を出して、Aに軽く寄りかかる。別にこの先がどうされたいとかじゃない。でも……こうしていたいから。
「このままでいてほしいんだ…」
『砂、川…』
「あっ嫌だったらいいよ、突き飛ばしてもらえたら…」
『そ、そんなことしない…！』
「！」
『少し、なら……このままでも…いいよ』
Aが恥ずかしそうな声で言う。誰にも見られていない、2人でいられる今ばかりは……頑張ってアピールしても、許されるかな。
「ありがとう」
俺はそのままAに軽く体重を預けていた。普段は絶対に誰にもやらないことだから気恥ずかしかったけれど、嬉しい気分にもなったし……結果オーライだったな、と思った。
『(こんなこと、誰にもされたことない…！でも……砂川だから……何か、嬉しいかも…)』
中々に難しい砂川さん。上手く書ける自信は無いです。
修学旅行。(主人公目線) 水上颯→←セミロング。(水上くん目線) 水上颯
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梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょく入れていきたいと考えています笑 (2019年10月14日 22時) (
レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期組の会話、これからも大歓迎です(*≧∀≦*) (2019年10月12日 23時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます！ これからも、同期2人の会話を書いていけたらいいなと思っています！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期コンビの会話、大好きです(*´ω｀*)ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
ユナイテッド - ありがとうございます！幾らでも待ちます！ (2019年9月16日 0時) (レス) id: e062a1cb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年8月27日 22時
