彼女という名の幼なじみ。(水上くん目線) 水上颯 ー1ー ページ3
俺は今、幼なじみ兼彼女の家にいる。
まあ高校生の俺たちは、勉強にも部活にも忙しいから休日とかに会えても数十分とかだけれど。
しかし今日は、部活もなくいつもより早い時間に帰ってきた。しかも週末だ。
そこでAに連絡すると、彼女も早く家に帰ったとのことで、すぐさま家を出て彼女の家へ向かった。
平日だけれど、今日は特別に早めの時間から彼女と一緒にいるわけだ。
最初の方はきちんと勉強していたが、2時間経つとさすがにだんだん集中が切れてきた。
俺は彼女をちらっと見て隣に移動して、抱きしめる。
「…好き」
『！』
「大好き」
『ちょっ……急に…』
「我慢してたから…いいかなって」
そう言って彼女にキスする。
時計を見ると、針が7を指している。まあAと家はかなり近いから、いくら遅くなっても大丈夫なわけで。ちゃんと勉強もしたから、とりあえずは大丈夫だ。
『颯、そろそろ帰らなくて大丈夫…？』
「ん、大丈夫……何も言われないし」
『あのさ、わ、私、今日親いなくて……何か、夜勤なんだって…』
待ってくれ。こんなこと本当にあるのか。
彼女の家に来たら今日誰もいないからって言われるみたいな話が少女漫画とかにあるけれど。
ってそんなこと思ってる場合じゃない。これはやっぱり帰ろう。
「や、やっぱり帰る」
『ま、待って…！』
「っ」
『い、一緒にいよう…？颯の両親に許可取ってから…それでダメだったら帰ればいいし…』
…ということで、親に電話をかける。
かけたところ、Aと一緒なら家もそこだから大丈夫だそうだ。おい、そこはダメって言ってくれ。年頃の男女2人だぞ。……っていうか、うちの親、まさか付き合っているの知ってるとかじゃないよな……俺からは言ってないし。
「…許可取れた」
『そ、そっか！じゃあ……夕飯、どうする？私、自分で作る予定だったんだけど……もしいいなら、2人分なら何とかなるよ？』
→
彼女という名の幼なじみ。(水上くん目線) 水上颯 ー2ー→←眼鏡姿の男友達。 伊沢拓司
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梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょく入れていきたいと考えています笑 (2019年10月14日 22時) (
レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期組の会話、これからも大歓迎です(*≧∀≦*) (2019年10月12日 23時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます！ これからも、同期2人の会話を書いていけたらいいなと思っています！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期コンビの会話、大好きです(*´ω｀*)ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
ユナイテッド - ありがとうございます！幾らでも待ちます！ (2019年9月16日 0時) (レス) id: e062a1cb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年8月27日 22時
