きっと、これは恋。(主人公目線) 水上颯 ー2ー ページ20
「好きになってもらうためなので、いいんです」
『…結構言うね』
「そうですか？」
『(イケメンってすごい)』
「でも確かに、今のはちょっと思い切りました」
『やっぱり笑』
「はい……まあ、その……待ってます」
『うん、お願い』
「でもあんまり待たせないでください、我慢出来そうにないので」
『み、水上も男だね…』
「何年片思いしてると思っているんですか、もう今年で3年ですよ」
『な、何かごめん…』
「いや、俺が自分から言えなかったのが原因ですからいいんです……っていうか、Aさんは伊沢さんが好きなのかとばかり思ってました」
『私が？伊沢を？』
「仲良いから…」
『あー…なるほど……伊沢な、中身も容姿もかっこいいとは思うけれど……私の好みではないな』
「そうなんですか」
『どっちかと言われたら私は水上の方が好き』
「…からかってます？」
『からかってないよ笑 事実だよ笑』
「からかいも程々にしてください」
『あはは笑笑』
「からかわれた分はあとから全部返しますよ、それでいいんですか」
『うわ、それ怖いなあ…』
というか、水上と付き合ったら水上にからかわれっぱなしな気がする。でもきっと、彼はそれでもどこか優しいのだろう。その優しさを私が受けていいのかは分からないが、水上が私を好きだというのなら応えてあげたいと思う。
「冗談ですよ」
『冗談には聞こえなかったぞ！？ちょっと！？』
「冗談ですって…笑」
『な、何なのそれ…』
「っはは…笑 必死で可愛くて、つい笑」
『！』
水上が優しく笑うから、どうしようもなく胸が高鳴ってしまって。本当は前から好きなのかもしれない、と錯覚するくらいだ。
「Aさんって、そういうところが可愛いですよね」
『っ、そんな…』
「可愛いです、誰が何と言おうと」
物好きなやつだ。こんな私なんかを好きだと言うなんて。でもそれがひどく嬉しい。
『そんなこと、ない…』
「あ、照れた」
『っ、照れてない！からかうな！』
「本当なのに」
『もういいから！』
「それは残念」
ふと笑って座っていたところに戻ってから私の手にそっと手を重ねて、
「覚悟、しといてください」
…と、自信満々の表情で言い放った。
伊沢さん「Aー、水上ー……ってA、顔赤いよ？どうしたの？」
『な、何でもない…！』
伊沢さん「(まさか……水上が何かやったか…？満足そうな顔してるしな…)」
セミロング。(水上くん目線) 水上颯→←きっと、これは恋。(主人公目線) 水上颯 ー1ー
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梨音(プロフ) - ぷよーこさん» ありがとうございます！これからもちょくちょく入れていきたいと考えています笑 (2019年10月14日 22時) (
レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期組の会話、これからも大歓迎です(*≧∀≦*) (2019年10月12日 23時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
梨音(プロフ) - ぷよーこさん» コメントありがとうございます！ これからも、同期2人の会話を書いていけたらいいなと思っています！ (2019年10月5日 21時) (レス) id: 1f8891565e (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 同期コンビの会話、大好きです(*´ω｀*)ありがとうございます(*≧∀≦*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
ユナイテッド - ありがとうございます！幾らでも待ちます！ (2019年9月16日 0時) (レス) id: e062a1cb2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梨音 | 作成日時：2019年8月27日 22時
