俺のカノジョ×10 ページ10
彼女の許しも出たことで、
部屋に戻り特服に着替え、リビングに戻った。
すると彼女が自分の荷物をバッグに詰めているのが目に入った。
「帰んなくていいよ。ここで待ってろよ」
『ううん、帰るよ…』
そう言い明らかに元気がない彼女。
俺は兄貴と彼女の天秤状態だった。
「わかった。終わったらAの家に行くから。待ってろ」
彼女の柔らかい唇に優しくキスをする。
『うん！待ってる！』
キスが魔法かのように彼女はニコッと笑った。
蘭「……」
その頃、蘭は影で二人を見守っていた。
.
.
.
蘭「あー、スッキリした♡な！竜胆♪」
「ったく、兄ちゃん容赦ねぇんだからな笑」
蘭「躾だよ♪」
予定通り兄貴とチームを潰し、家に帰っていた。
蘭「風呂入ってAちゃんの所行くんだろ？
Aちゃん、お前のこと大好きなんだな。俺も妹のように大事にしてるし♪」
「そのつもり。こんな返り血塗れは見せらんねぇわ。ま、色々あるけど、な。こんな俺のことを好きでいてくれるんだからよ。俺だって大事にしてる」
"惚気かよ笑"って笑われたけど、まー、惚気になんのかな。
家に帰り、シャワーを浴びて服を着て家を出た。
「A、待ってろよ」
彼女の家は、俺の家から歩いて15分程でかなり近い方だと思う。
早くAに会いてぇ。
泣いてねぇかな…
抱きしめてやりたい。
気がつくと俺は走り出していた。
「はぁっはぁっ」
彼女の家の近くまで来ると、電話をかける。
『も、しもし…竜胆…』
ワンコールで出た彼女の声は、なんだか怯えているようだった。
「A？どうした？もう、家の近くまで来てるよ。出ておいで」
『う、ん、わかった』
そう言うとプツっと電話が切れる。
Aのやつ、、何かあったのかよ。。
俺は心配で早く彼女に会いたくて彼女の家まで走り出した。
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いっちゃん(プロフ) - 私の元旦那が夢主ちゃんみたいな奴でした、、、。なんか、竜胆の気持ちわかるなぁ。 (2022年11月25日 18時) (
レス) id: 3e516dda96 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！夢主が重い作品はあまりない気がしてドキドキしながら書いていましたが良かったです( ´ ; ω ; ` ) (2022年9月4日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 夢主ちゃんの重さがちょうど良い！ 私の好みに刺さりましたｯ……！ (2022年9月3日 23時) (レス) @page48 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - さすが残虐非道の蘭さんですね。 (2022年2月20日 20時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - まさかの！！衝撃の過去！更新多めで嬉しいです！ (2022年2月20日 20時) (レス) id: 8afd2466db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいこ | 作成日時：2022年2月13日 17時
