俺のカノジョ×41 ページ42
それから数日後…
Aとの関係も良好だ。
彼女のバイト先まで迎えに行くと何やら知らねぇ男と会話をしていた。見た感じ、良くなさそうな雰囲気だな。
「A？終わったか？」
『ぁ…！竜胆！おわったよーっ』
俺の方へ顔を向けると笑顔で答え、こちらに小走りして俺に抱きついてくる彼女。
彼女と会話をしていた男は俺の方を見ると一瞬固まり、ニヤッと不気味な笑みを浮かべれば、こう言った。
男「…なんだ、本当だったんだな。弟の竜胆と付き合ってんのは。」
「は？」
男「お、怖っ笑そんな睨むなよ笑あー、そうかそうか、あんたも可愛そうだな」
何を言い出すのかと思えば意味がわからないことばかりだ。
さっきからコイツ、何言ってんだ？
その状況を見たAは驚いているのか、目が見開いていた。
「A？」
俺が彼女の名前を呼べば、ビクッと肩をならす。
様子が変だ…。
「おい、お前さっきから何が言いてぇんだよ？」
男「は笑…なー、Aちゃん、彼氏、あの事知らねぇの？黙ってんだ〜悪い子だね」
わけがわからねぇ…"あの事"ってなんだよ。
『ちが…っ！何もないよ！！竜胆！帰ろう？』
何もないって顔じゃねぇよな？
なんだ？この慌てっぷりは。
男「逃げんなよ笑俺や、他の男と関係を持っていたのによぉ？しかもお前、こいつの兄貴のこと好きだったんだろ？身体の関係だってあったもんなぁ？んで？振られて弟の方に乗り換えってか？」
『ぁ…』
俺の服を掴む手が緩まると、力が抜けたようにその場に倒れ込むA。
「お前いい加減にしろよ！？」
俺はそのうるさい口を塞ごうと、勢いで男を殴った。
男はその場に気絶して倒れる、俺はAの腕を掴んで腰を上げさせれば、家を目指して帰った。
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いっちゃん(プロフ) - 私の元旦那が夢主ちゃんみたいな奴でした、、、。なんか、竜胆の気持ちわかるなぁ。 (2022年11月25日 18時) (
レス) id: 3e516dda96 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！夢主が重い作品はあまりない気がしてドキドキしながら書いていましたが良かったです( ´ ; ω ; ` ) (2022年9月4日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 夢主ちゃんの重さがちょうど良い！ 私の好みに刺さりましたｯ……！ (2022年9月3日 23時) (レス) @page48 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - さすが残虐非道の蘭さんですね。 (2022年2月20日 20時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - まさかの！！衝撃の過去！更新多めで嬉しいです！ (2022年2月20日 20時) (レス) id: 8afd2466db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいこ | 作成日時：2022年2月13日 17時
