俺のカノジョ×26 ページ27
Aside
〜竜胆と初めて二人きりで話したその後〜
話し終えると、涙を拭い、顔をのぞき込まれる。
そのまま優しくキスをされ、ぽんぽんと頭を撫でてくれた。
それからは、私は少しずつ蘭さんに執着していたと思う。
その時、私にとって頼れる人は、
『ねー、蘭さん。今日は？』
蘭「んー、ごめん。先約あるから、また今度な」
『…え、嫌です。私の相手して。』
蘭「ごめんな、Aちゃん、代わりに竜胆呼んでやる」
『え！やだ！挨拶しか話したことないし！』
私の言葉を無視して彼は電話をかけ始めた。
数分後、竜胆さんが来た。
蘭さんは竜胆さんに何か耳打ちをして、行ってしまった。
「＿＿＿Aちゃん、とりあえず座ろうか」
私の手を優しく引いて、人気のない場所へ連れて行ってくれた。
『…』
黙っている私の背中を彼は優しく擦ってくれる。
蘭さんもそうだけど、
特にこのヒトからは下 心が感じられない。
彼の顔を見ようと黙って顔を上げれば目が合った。
「あ、こっち見た。やっと目が合ったな」
そう言って微笑む竜胆さん。
『…』
私の心臓はドキンと跳ねた気がした。
それからは、蘭さんと居ることは少なくなって、竜胆さんと居ることのほうが増えていった。
彼は本当に私の心配をしてくれているのがわかる。
私は次第に彼に心を許していったんだ。
それから、私達が付き合うまではそうかからなかった。
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★沢山投稿しちゃいます(^O^)
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いっちゃん(プロフ) - 私の元旦那が夢主ちゃんみたいな奴でした、、、。なんか、竜胆の気持ちわかるなぁ。 (2022年11月25日 18時) (
レス) id: 3e516dda96 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！夢主が重い作品はあまりない気がしてドキドキしながら書いていましたが良かったです( ´ ; ω ; ` ) (2022年9月4日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
零 - 夢主ちゃんの重さがちょうど良い！ 私の好みに刺さりましたｯ……！ (2022年9月3日 23時) (レス) @page48 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - さすが残虐非道の蘭さんですね。 (2022年2月20日 20時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - まさかの！！衝撃の過去！更新多めで嬉しいです！ (2022年2月20日 20時) (レス) id: 8afd2466db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいこ | 作成日時：2022年2月13日 17時
