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俺のカノジョ×11 ページ11

Aside




"チームを潰しに行く"普通に聞けば血の気が引くだろう。



だけど、その言葉にも慣れてきた。
 


だってあの六本木を仕切ってる灰谷兄弟の竜胆と付き合ってるんだよ?
 


えー、またぁー。と思うときもある。
今日だってそうだ。
 
 
 

でも、蘭さんが言うんじゃ仕方がない。
あの人はほんとにいい人だって分かってるから…。

 
 

竜胆は家に居ていいって言ったけど…、
いつ帰ってくるかわからないし、、
 

とりあえず、自分の家に帰った。
 







『ただいま…』
 

家に入るとシーンとしている。
 

これはいつものこと。
私はこの家が嫌いだ。
 

自分の部屋に早足で入ってベッドへとダイブした。
 


 




 



「…ちょっと!起きなさいよ!」

『ん…』
 


そのまま少し眠っていたようだ。
 

私に向かって怒鳴るように起こしてくるのはお母さん。
 
 
眠い目を擦りながら体を起こすと、こう言われた。
 




母「ねぇ?Aちゃん。お金、くれないかなぁ?」
 

甘ったるく言うお母さんにまたか。と思う私。
 



『無理だよ…』
 

ぼそっと言う私を見て、お母さんの顔つきが変わる。
 

「はぁ?誰のおかげでここに住めてると思ってるのぉ?私のおかげでしょ??そうでしょ?Aちゃん!」
 

パンっと音がしたかと思えば自分の頬が、ジンジンと熱を持っていた。
 

いった、、
 

いきなりヒステリックのような言動を受けるのも慣れた…とは言えない。

 



『…二万でいい?』
 

これでも一応バイトをしている。
 

自分の財布から二万円を抜き取りお母さんに差し出すと、お母さんはコロッと機嫌が直り、ニコりとして"ありがとう!Aちゃん♡"そう言って部屋を出ていき、数分後に玄関のドアが空いた音がした。




また、男のところに遊びに行ったんだな。
 


 

 




もう、家に居たくないよ。疲れたよ。
 



 





 








『竜胆…早く、来てょ……』

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設定タグ:灰谷竜胆 , 梵天 , 東京リベンジャーズ   
作品ジャンル:恋愛
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いっちゃん(プロフ) - 私の元旦那が夢主ちゃんみたいな奴でした、、、。なんか、竜胆の気持ちわかるなぁ。 (2022年11月25日 18時) (レス) id: 3e516dda96 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます!夢主が重い作品はあまりない気がしてドキドキしながら書いていましたが良かったです( ´ ; ω ; ` ) (2022年9月4日 23時) (レス) id: 6ee827f542 (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主ちゃんの重さがちょうど良い! 私の好みに刺さりましたッ……! (2022年9月3日 23時) (レス) @page48 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - さすが残虐非道の蘭さんですね。 (2022年2月20日 20時) (レス) @page28 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - まさかの!!衝撃の過去!更新多めで嬉しいです! (2022年2月20日 20時) (レス) id: 8afd2466db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいこ | 作成日時:2022年2月13日 17時

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