白紅麗色のヤク中【三途春千夜】 (ページ8)

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팔 ページ8

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「よ。」

『..ん。』

蘭と２つの返事で会話を終わらせ、そのまま車に乗った。

車の中では特に会話もなく、ぼーっと春千夜の事を考える

"今何してるんだろ"

"蘭じゃなくて春千夜がよかったな"

などなど脳内全て春千夜にしていた時、

「なぁ、」

蘭が口を開いた。

『何？』

「ヤク中のどこがいいんだ？」

『...は？』

「は、って笑何ぼけっとしてんだよ。
　お前、あいつの事好きなんだろ？」

『うん、、ってええええええ？！！！』

え？！何何何何で知ってんのこいつ！！！

「そんな驚く事かよ笑笑」

『だ、誰から聞いたの？！』

「誰からも聞いてねーよ。お前見てたらすーぐわかったわ。」

『え？なんでよ。』

「幹部会の時もずっと彼奴の事見てるし」

『…』

「口を開けば"今日春千夜がね！"とかさ」

『…蘭、今の私の真似？」

「そ。とりあえずわかりやすいって事な」

『あちゃー。。。』

私は頭を抱えた。

すると蘭が運転席から助手席の私に顔を近づけてきて、

「もしかしたら本命にもバレちゃってたりして♡」

『......は、、』

「この俺でも分かったんだぜ？
　彼奴も気付いてんだろ」

蘭は"蘭ちゃんは知らねーぞー"と言い運転を再度始めた。

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