41.雰囲気 ページ41
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廉「 はよ、 」
大「 おはよー 」
前髪を気にしながら西畑くんと
教室入ってくる。
ぱちっ、と目があって
何故か意識をしてしまって。
目を逸らしてしまった。
廉「 なに？しんどいん？ 」
「 ……… しんどく、ない 」
らしくないわーって笑う。
あれ、意識してたの私だけ？
無意識？確信犯？
無意識やったらタチ悪すぎる。
ずるい、永瀬はずるい。
ピコンッ と、携帯が鳴って。
開けば 平野先輩からで。
‘‘ 聞いて聞いて！部則改訂！ ”
………… え？どういうこと？
‘‘ がんばれ高橋さん！ ”
「 ………… なにそれ 」
訳がわからない。
平野先輩が言うことは、
たまに。たまーに難しすぎる。
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先生の口から出てくる言葉がすべて
子守唄に聞こえる 古文の時間。
「 ………… ねむ、 」
ひとつ、欠伸をして。
周りを見渡すと
殆どの人が寝ていて。
私も寝ようかなあ、なんて思った時
隣から おい、と声が聞こえて。
トントン、とノートの端を
指差す永瀬。
‘‘ 放課後残っといて ”
って 書かれていて。
平野先輩の事と、
なにか関係あるのかなあ。
疑問に思いながらも、頷いた。
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「 ………… ん〜 」
廉「 おいこらお前 」
目を開けると
超不機嫌な顔をして、
私の机の前に立っている永瀬。
「 へ、いま、 」
廉「 ４時半 」
「 うそ！部活は！ 」
廉「 お前が寝てたんやろ 」
最悪。
部活も大幅遅刻やし、
さらに 永瀬の約束も …
「 ごめん永瀬 …… 」
廉「 ……ったく、お前は 」
「 焼き肉奢るから！ 」
廉「 はい許す 」
そう言えば、
すっと眉間の皺が消えて。
よかった、なんて。
椅子に座る私と同じ目線になるように
しゃがみ込んだ永瀬。
目があうと 微笑まれて。
すると、がらりと変わる雰囲気。
…………… なに、これ。
こんな永瀬、私、知らない。
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のん輔___?(プロフ) - 初めまして〜！ずっと読んでたのですが中々コメントする勇気無く、、（チキン）すっごくキュンとしました（ ｉ _ ｉ ）応援してます！ (2016年7月4日 23時) (
レス) id: 0cb5f79276 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅｶﾞｾﾐﾕ - ﾂﾝﾃﾞﾚいれてくれた!!ありがと~ 続き?楽しみです^^ (2016年7月3日 23時) (レス) id: fe46bbb9f1 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 続編希望です！！ (2016年7月3日 23時) (レス) id: 2e662b5e95 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子 - 続き楽しみにしてます！ (2016年7月3日 21時) (レス) id: 96dcb72262 (このIDを非表示/違反報告)
はるち - めっちゃ面白かったです♪これからも頑張れんれんo(^o^)o (2016年7月3日 19時) (レス) id: fb4b4f2984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2016年6月21日 22時
