A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}3

3/6 part 18 ページ26

柊「変わってくれよ！


何がいけなかったのか…



上辺だけで物事を見ないで



よく考えるんだよ！



目の前で起こっていることを！



ちゃんと受け止めて頭に叩き込んで！



胸に刻むんだよ！


お前らはそれをしないから


何回も何回も同じことを繰り返するんだろが…


本質から目を背けたらダメなんだよ！


なぁ！水越！聞いているのか!?


お前に言っているんだぞ！


水越おい！お前に言ってんだよ！


頭に叩き込んだか？胸に刻んだか？


聞いてんだよ！


…お前たちはもう、感情に身を任せて


過ちを犯せる歳じゃねぇんだよ


それが許される歳じゃないんだよ！


考えて！考えて考えて！


答えを出すんだよ！


…だからもっと…だからもっと！


自分の言葉に、自分の行動に


責任を持てよ

…いいか？

お前のたわいも無い言葉で


誰かを救うことが出来るかもしれない


でもその一方で、傷つく誰かもいることを


忘れるな


お前の言葉1つで…


簡単に命を奪えることを忘れるな！


いいな！」

水越は頷く。


柊は手を離し、こちらを向く


柊「…お前らも絶対に忘れるなよ」


柊がメガネを取って内ポケットに入れた


パソコンを開き、笑顔を作る



柊「やぁー、お待たせしました


皆さんのおかげでいい授業が出来ましたー


けど約束は約束です」





柊はパソコンを持ったまま教室を出た




メガネをとっている



“メガネを取ったら信じるな”



これを信じてみようじゃないか…



柊「名乗り出なかった罰として…


教室を爆破します」





カチャッ

教室のドアの鍵は閉められた


生徒達は慌て出す


光多達はドアを叩く




だが、柊は開けない


その様子は坪井達にも見えていた





柊「言ったはずだぞ


目的を果たすためなら容赦はしないって」





みんなが慌てる中、私はひどく冷静だった








市「柊先生 考え直してください！」





柊「8時まで…


5」


？「A！」

グイ！

貴「わ！」

突然引っ張られて教室のすみにつれてこられる


坪井「柊！やめろ！」





柊は教室から離れ、美術室へと入る





柊「4」


貴「甲斐！？」


甲「A、俺...」


柊「3」




坪「おい！」


甲「お前の...」



柊「2」


甲「ことが...」



坪「やめろ！！」





柊「1

残念です」




ブチッ


甲「好きだ」



ドカァァァァァンッ

3/6 part 19→←3/6 part 17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す