A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}3

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坪「俺はお母さんからお前を説得するように頼まれた

自分が言えば、お前は無理してでも大会に出るだろうからって…


でも俺が言っても同じだと思った



俺にはああいうやり方しか思いつかっなかった…」





水「何それ…

全部私のためだったっていうの…？」





坪「でも結果的にそれがお前を苦しめていたんだな


ホントに…

申し訳なかった…」





ゆっくりと頭を画面越しの水越に向けて下げた





水「ずるいよ…

何で今さら…」





その目からは涙が溢れていた





水「そんなの無いよ…っ(泣」





カチャッ

柊はポケットにしまっていたメガネをかけた


そして水越に近づく





バンッ

乱暴にパソコンを閉じた



水「！！」


…柊から怒りの感情を感じる


柊「水越…今の話を聞いても、

まだ坪井先生を疑うのか？」


水越は首を振る



水「知らなかった…！私の体のことも、

先生が苦しんでいたことも

何もわからなかった！」


こう言う場合、知らなかったですまないのに


柊「なのにお前は…坪井先生を逆恨みして

この動画を撮った」


スマホの画面を見せる


水「どうしよう…そんな動画…
どうしたらいいの…」


柊「この動画はネットに流れてない」


水越が驚きで顔を上げる



柊「結城が動画を投稿する前に止めたんだ」



結城が立ち上がり



ごめん、黙っているように言われて



と言った


水「なぁんだ…」


膝から崩れ落ちる



水「よかったぁ…」



教室の空気はホッと安心した空気になったが


私は違う。


……は？


何が良かった？


お前はもう少しでその人の人生を


壊すところだったんだぞ



柊も同じ、怒りの炎を燃やしている


柊は安心しきっている


水越を蹴り倒した


柊「…何が良かったんだ おい

何が良かったんだよ」

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