A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}

3/2 コナン&哀side ページ46

服「なんやて！組織のNo.0が魁皇高校にいる！？ そりゃほんまか、工藤？」

江戸川コナン、もとい工藤新一は阿笠博士の家で服部平次と電話をしていた。

コ「ああ、こないだご丁寧に来て灰原と話してたよ。彼女のコードネームはアスティだそうだ。」

服「アスティか。じゃあ、なんで彼女をどうにかせえへんのや？」

コ「ああ、それが灰原がやめろと言ってるんだ。 灰原から聞いたんだけどアスティは組織の被害者だと。」

服「被害者！？あのちっこい姉ちゃんが被害者なのはわかるで。家族人質に取られてしもうたやからな。でもなんでアスティが被害者なんや？ ちっこい姉ちゃんからなんも聞いとらんのか？」

コ「ああ、無惨すぎる彼女の過去をペラペラ喋るのは嫌だと。でも大丈夫だ。なんとか捕まえてみせる。」

服「おお、俺もなんかあったら呼んでくれよな。いつでも行くで。」

コ「サンキューな、服部。」 ピ。

ガチャ。

灰「工藤君、だれと話してたの？」

コ「おお、灰原。服部から電話があってな、ちょっと話してたところだ。」

灰「あなた、まさかアスティを捕まえようとあの西の名探偵さんと企てるんじゃないでしょうね！？」

コ「え、あ、ああ....」

灰「ダメよ、アスティは被害者なの！私よりも組織によって被害を受けてきたの。」

コ「じゃあ、なんで彼女は組織のNo.0なんだよ！」

灰「それは彼女の過去が関係してるからよ。」

コ「じゃあ、なんで教えてくれねえんだ！」

灰「彼女自身も本当の過去を知らないからよ！」

コ「....は？どういうことだ、それ？」

灰「今言うことじゃないわ。今言えるのは...彼女自身無惨な過去を歩んできたってことよ。」

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