A組のトリプルフェイス {暗殺教室x3年A組xコナン}

3/1 part 7 ページ16

真「何言ってんだよ！」

宇「え！？冗談でしょ！？」

柊「本当だよ。
だってお前らそんぐらいやんなきゃ
真面目に取り組まないだろ？なぁ？」

周りから罵声が聞こえる

柊の言うことは一理ある

このクラスははっきり言ってクズだ

自分の命がかかっててはじめて本気を出しそう..

それと逆にここで冗談っていう方がおかしいし...

最後のなぁ？は諏訪と甲斐に顔を向けて言った。

あいつらは加担してるかなにか知ってるってわけか...


柊「あ、そうだ。回答する生徒を1人決めておこうか。」

柊「じゃあ、茅野」

茅「…え？」

柊「学級委員だし、丁度いいだろ。」

茅野「ちょうどいいって何がですか！？
全然ちょうど良くないです！嫌です！絶対嫌！」

柊「ダメだ、もう決めたことだ。
嫌ならギブアップするか？
その場合誰か1人死んじゃうけど。」

茅野「そんな…」

隣に座っていた甲斐がいきなり立ち上がって

甲「ふざっけんなよ！？
こんな茶番付き合ってられっか！」

そう言って窓に椅子を投げつけた。

あーあ、強化ガラスだから跳ね返るのは目に見えてるのに...

馬鹿だな...

ガラスは割れず、椅子が跳ね返る

案の定前の席の須永君は甲斐君が立ち上がった時点で避難してたから怪我は無い

甲斐はなんとも言えない顔で先生を見る


「ふざけてないし、茶番でもない
俺は半年間この日の為だけに過ごしてきたんだからな」


この日の為だけに……？まるで、これが終わったら死ぬみたいな言い方...

「Let's think」


と人差し指を頭に当てながら言った。

皆は固まったように動かない中、さくらは先生を追いかけていった

少しして、皆いつものグループで集まってる

しばらくして魚住と柳本がお弁当を食べ始めた

石倉は良くこの状況で食えんな…って言ってた

それは私も同意するわ


「私達、殺されちゃうのかな…？」


「んなわけねーだろ。ただの脅しだよ脅し。
大体あり得ねーだろ。教師が生徒殺すとか。」

いや、そしたら人質にとられてる時点でありえないでしょ

等と考えていたら里見が声を出す


里「なぁ、今のうちにここから逃げね…？
ほら、防災訓練とかで使うやつ……あれ何処だっけ？」


何を言い出すかと思えば、窓から逃げることを柊が想定してないとは思えないし、
監視カメラから私達の事筒抜け状態。
そして、強化ガラスにマジックミラー。廊下も通路を防がれて逃げ道は０
完全に退路を防がれてる
あるとすれば準備室ぐらい…？
まぁそれはないか

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