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卒業まで。9 ページ9

赤葦「まぁどちらにせよ、Aは告白するんでしょ?」






『...う、うん』






赤葦「問題はタイミングってわけね」







いやまじそれなですよ。


タイミングはバレンタインといっても、そう簡単ではない。



なんせ木兎さんは強豪校のスーパーエース

あんな容姿でもモテないわけがない。



つまり、バレンタインという大イベントで

木兎さんに渡さないという女子は少ないわけだ。





普段は部活の際にみんなとついでに渡す感じで出来たのだが
引退した今、それが出来なくなってしまった。





だから現在、赤葦くんと共に

タイミングについて悩んでいるのだ。









赤葦「業後...の方が人は集まりやすいか」






『じゃあ昼休憩の時...も集まるか』








「『.....』」








しばらくの間。



目と目をぱちくりと合わせて、

いつのタイミングでもダメだよ〜と伝える如く目で訴える。




それだ伝わったのか彼はムスッとした表情をしてから
私の頬を掴んできた。









赤葦「なんで告白しなかったわけ。


俺はそこが不思議でならない」







『い、痛い痛いよ〜!


いつもの優しさな冷静さを持つ赤葦くんが取り乱してちゃダメだよ〜』







赤葦「うっさい、俺の質問に答えろ」









おっといつもより少し男らしさが出てる...って

イタタタタ!!!お前は本当にエスパーか!?




なんで告白をしなかったかって??

そんなん自分が一番聞きたいわい!!









.









白福「あららー。

相変わらず仲良いねー」








扉から聞き覚えのある声がしたと思い、そちらに目をやると
白福ちゃんが手を振ってこちらを見ていた。

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設定タグ:ハイキュー , 木兎光太郎 , 梟谷   
作品ジャンル:アニメ
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ゆう(プロフ) - うわぁ、どうしよwもう泣きました!ww11話から更新待ってます (2019年12月28日 15時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
*舞夜*(プロフ) - とてもニヤニヤしながら読みました! 告白された木兎が凄く気になります。 あと11話の後が凄く気になります(^ρ^) 更新してくれると嬉しいです!! 応援してます+.(*’v`*)+ (2019年6月6日 18時) (レス) id: a1507cd74d (このIDを非表示/違反報告)
藤和(プロフ) - 好きな先輩の卒業、告白のチャンス。とっても甘酸っぱい..!学生である時間って本当は凄く貴重だったんだなあ。と、作者様の作品を拝読して思い出しました。最後まで応援しております! (2019年3月15日 1時) (レス) id: 5fdd484f6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みより | 作成日時:2019年3月9日 21時

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