卒業まで。5 ページ5
朝部終了後
私は赤葦くんと共にクラスに向かっていた。
なんせ彼とは同クラだ。
赤葦「...で、なんであんな余分にスポドリ作ってたわけ」
『そ、それはー...』
で、現在スポドリ多数作り事件について問われている。
結局無駄に作ったスポドリは、赤葦くんが全て飲んでくれた。
おかげで少し彼のお腹が腫れ気___。
赤葦「余計な事考えてたらどうなるかわかってる?」
『すみません...』
こいつはもはやエスパーではないかと疑ってしまうほどに勘が鋭い。
はぁ、とため息をついたと思えば
まぁだいたい予想はつくからいいけどさ、と言葉を零す。
予想ついてんなら聞かなくてもいいじゃんか、と
自身も心の中で返答した。
赤葦「次からは気をつけてよ」
『努力はします』
赤葦「"気をつけてよ"」
『...ういっす』
そこの部分、強調して言わなくたっていいじゃん。
不貞腐れながらも、彼の隣で歩んでいく。
その時、ふと思い出した。
.
___「赤葦ー!今日一緒に弁当食おうぜー!!」
___「ほーらあくびすんなA!」
『...ｯ』
もう一方の隣はガラ空きになっているということを。
いつもは、いつもなら木兎さんも隣にいたはずなのに
今はもう...。
.
.
ｺﾂﾝ
『ん...』
赤葦「ぼーっとしてたら転けるよ、しっかりして」
おでこをノックされて我に戻った自分。
うん、と返事をして
そんな寂しさは心の中へしまい込んだ。
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ゆう(プロフ) - うわぁ、どうしよwもう泣きました！ww11話から更新待ってます (2019年12月28日 15時) (
レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
＊舞夜＊(プロフ) - とてもニヤニヤしながら読みました！ 告白された木兎が凄く気になります。 あと11話の後が凄く気になります（^ρ^） 更新してくれると嬉しいです！！ 応援してます+.(*’v`*)+ (2019年6月6日 18時) (レス) id: a1507cd74d (このIDを非表示/違反報告)
藤和(プロフ) - 好きな先輩の卒業、告白のチャンス。とっても甘酸っぱい..！学生である時間って本当は凄く貴重だったんだなあ。と、作者様の作品を拝読して思い出しました。最後まで応援しております！ (2019年3月15日 1時) (レス) id: 5fdd484f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みより | 作成日時：2019年3月9日 21時
