卒業まで。11 ページ11
時間が過ぎるのは早く現在は昼食
いつも通り赤葦くんと食べようと弁当箱を手に立ち上がる。
『行こー』
赤葦「うん、ちょっと待ってね」
ガサゴソと赤葦くんはカバンを探り
中から真っ赤な弁当袋を取り出した。
私等お墨付きの屋上へ向かおうと、廊下に出た時だ。
.
ドガッ!
『んぎゃ!!』
とある1名の見知らぬ男子生徒がすごい勢いで私に衝突してきたのだ。
そのせいで体がぶつかってしまった方向に倒れそうになる。
え、何この嫌な展開。
心の中で最悪だと叫び大人しく倒れようとした。
.
グイッ
すると、突然誰かに腕を掴まれ
倒れそうになるのを阻止された。
目を瞑っていたせいで誰が助けてくれたのかわからない。
ゆっくりと瞼を開き、私の勇者を目に写そうとした。
.
『...
木兎...さん??』
木兎「...」
どうやら私の中の勇者は貴方みたいだった。
だがどことなく鋭い目付きになっている気がした。
再び名前を呼ぼうとした時には、彼の姿は無かった。
代わりに遠くの方から男子の驚き声が耳に入った。
次はなんだとそっちに目を向けると、体が固まってしまった。
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ゆう(プロフ) - うわぁ、どうしよwもう泣きました!ww11話から更新待ってます (2019年12月28日 15時) (レス) id: de93f0d8c4 (このIDを非表示/違反報告)
*舞夜*(プロフ) - とてもニヤニヤしながら読みました! 告白された木兎が凄く気になります。 あと11話の後が凄く気になります(^ρ^) 更新してくれると嬉しいです!! 応援してます+.(*’v`*)+ (2019年6月6日 18時) (レス) id: a1507cd74d (このIDを非表示/違反報告)
藤和(プロフ) - 好きな先輩の卒業、告白のチャンス。とっても甘酸っぱい..!学生である時間って本当は凄く貴重だったんだなあ。と、作者様の作品を拝読して思い出しました。最後まで応援しております! (2019年3月15日 1時) (レス) id: 5fdd484f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みより | 作成日時:2019年3月9日 21時