《エース》貴方の為なら...2 (ページ8)

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生きて43 ページ8

マルコ「まぁ、お前から行かなくても

向こうから来そうだけどなー」

貴方「??

それはどういうこと?」

マルコ「だって、アイツにとって信頼が1番厚いの

お前だぞ??」

貴方「えー、ナイナイ」

手を左右に動かして、そう言うと

「認めろ」と言われてからﾊﾞｺｯと軽く拳を食らった。

だって、1番に信頼厚いのお父さんじゃんか。

ていうか、何気痛いっす...

殴られた部分を撫でて、マルコを軽く睨む。

貴方「痛かったんですけどー」

マルコ「あーわるいわるいー」

貴方「感情がない!!」

殴り返してやろうと思い、飛び掛ろうとしたが

頭を掴まれて、ﾌﾞﾝﾌﾞﾝと腕を振っているだけになってしまう。

本人はﾆﾔﾆﾔと笑って私を見ている。

ｺﾂｺﾂ

貴方「...ん?」

マルコ「ぉ?」

私達は足音に反応するように

音のする方へ目を向けた。

そこには、肉を両手で持ってこちらを見ている

.

エース「よぉ!!」

ﾆｺﾆｺと爽やかな笑顔を見せるエースがいた。

やっぱり若者は、

この私の目の前にいるおっさんの笑顔に批にならないほど爽やかだね～。

...つうか、マルコの言ったとおり本当に来た。