生きて39 ページ4
翌日
貴方「...んぅ。
ん?」
あれ??
私、いつの間に寝て...
上体を起こして、周りを見渡すと
やはりエースの姿はもう無い。
お礼...言わなきゃ
ｽｯとベッドから降りて
私はエースを探しに部屋をでた。
まだ早かったのか、甲板には誰もいない。
誰もいない甲板の真ん中に寝そべって
空を見上げた。
それから深く息を吸う。
海水の匂いがする。
まぁ、海の上にいるから当たり前だけどね。
ﾆｼｼｯと一人で笑っていると
「何やってんだー」と近くから声が聞こえた。
そちらの方向を見ると
.
貴方「お父さん!」
白ひげ「ｸﾞﾗﾗﾗｯ」
笑顔で私を見つめるお父さんがいた。
大きな専用の椅子に座ると
私と同じように空を見上げた。
.
白ひげ「空か。
そーいや、お前ｪいつも見てるな」
貴方「うん!!
だって、すっごい綺麗だもん!!」
白ひげ「ｸﾞﾗﾗﾗｯ!
そーかそーか」
天竜人の奴 隷だった時には
一度も見たことなかったしね。
一人で生きてきた頃には全然気にしてなかったけど
今はもう大好き!!
貴方「お父さんは空は好き?」
白ひげ「んなもん当たりめーだ。
娘の好きになったもんは、何でも好きだぜ」
貴方「ふふっ
そっか!!」
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作者名：ザッカー | 作成日時：2016年9月21日 23時
