ワガママ (ページ6)

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＿＿紫耀

岸「うわー！すげーあんじゃん！」

メニューみてはしゃぐ岸くん

「紫耀どれがいい！？」って問いかけてくる岸くん

いつも通りに接してくれる岸くんの優しさに

別の意味でじんときたのは本人には秘密にしとく

岸「うめー！！！！！」

口いっぱいにこれでもかってくらい詰める岸スタイル

その光景は見慣れすぎて流していたけど

この状況になるとなんか、心が安らぐというか

実家みたいでほっとする、、？みたいな感覚

「··················別れた」

岸「·············そっか」

気づけば発していた

でも岸くんは一瞬目は泳いだけど深く聞いてくることなく

ただ一言呟いただけだった

「···············なんでだろ、」

岸「···········」

「············俺、なにが、ダメだったかな」

目を閉じれば愛おしい笑い声が聞こえてくる

思い切り口を開けて笑う顔が浮かぶ

辛い時優しく背中を撫でてくれた温もりを感じる

"＿＿＿＿紫耀！！"

俺の名前を呼ぶ声が聞こえる

「···············こんなに、愛してるのにｯ、」

なあ、A、

なんで、

どれだけ考えても考えても

「·············わかんねえよｯ、」

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