17話 ページ20
「えっ？ Aって、私たちのライブ見に来てくれてたの！？」
「うん、そうみたい。それを見て、一緒に音楽をやりたいって思ってくれたみたいなんだけど……」
「けど、過去のことを引きずってる、ってことか？」
Vivid BAD SQUADの4人が、WEEKEND GARAGEに集まった時のこと。
こはねは、自分以外の3人に、Aが自分たちのライブを見て心を動かされたのを伝えたのだった。
「平瀬は……俺と、どこか似ている気がする」
「ああ、オレもそう思うな」
冬弥が呟いた言葉に、彰人は同意する。
「大事なのは、自分が今どうしたいか……それを、Aに伝えてあげられたらいいんだが……」
考え込む冬弥に、彰人は少し顔を顰めた。
「でも、わかんねえだろ。Aの音楽を聞いたことがない以上、あいつの実力は何とも言えない」
その言葉に、冬弥は思う。
彰人は、きっと彼女の力があまりないとわかったとき、また潰しにかかろうとするのだろうと。
「もし、アイツの力が中途半端なもんだったら、オレたちVivid BAD SQUADの一員になる資格はないだろ」
「確かにそうかもしれないが、それは仮の話だろう？ やってみなければ、わからない」
冬弥は、決めつけがあまり好きな方ではない。
だから、相棒である彼にもそう伝えた。
「……まあな。けど、アイツが心を開かない限り、そこの問題は難しいだろうな」
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*めい*@もうボードは見ません。(プロフ) - 継ぎ接ぎ狂った名探偵さん» うわああああ本当ですね……ご指摘ありがとうございます(>_<)直しておきます……！ (2021年1月31日 21時) (
レス) id: 7140f86e8b (このIDを非表示/違反報告)
継ぎ接ぎ狂った名探偵(プロフ) - とても面白かったです！すごく細かいんですがつづりはsquatではなくsquadと書くと思います。細かくてすみません（ ; ; ） (2021年1月31日 21時) (レス) id: d1118f8b84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*めい* | 作成日時：2021年1月17日 1時
