【プロセカ】音楽と、共に(番外編)【青柳冬弥】 (ページ22)

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看病ページ22

今回は、冬弥くんが風邪(コロナじゃないよ)をひいてしまった夢主ちゃんを看病？するお話です。が……今更ながら、もしかしたらお見舞いの方が正しかったかもしれません。ごめんなさい。

そして、前回同様、ほんの少し甘い雰囲気があります。ということを念の為書いておきます。

それでは、どうぞ！！⸜( ᐛ )⸝

＊

「ごほっ……」

　朝、起きてみると、倦怠感があった。咳も出るし、体温計で測ると熱もある。

　間違いない……きっと、私は風邪をひいたんだ。

　仕方ないけれど、学校のみんなにうつさない為にも、今日は学校を休むしかないだろう。

　母にもそのことを伝え、学校に欠席の連絡をいれてもらうことができた。

　母が出かけ、その後は風邪薬を飲み、ベッドに横になって安静にしていた。

　(……冬弥くん達に、会いたかったな)

　そして、友達である寧々ちゃんとも、お話ができないのが残念だ。

　そう思っていると、私の携帯からメッセージの着信音が鳴る。

　手に取り確認してみると、メッセージの送り主は杏ちゃんからだった。

『A、風邪ひいたんだって？大丈夫？』

　心配してるんだろうな。

　私は、メッセージが来たのが嬉しいと同時に、申し訳ない気持ちも混ざっていた。

　そして、杏ちゃんに『今は少し辛いけど、早く治せるように頑張るね』という返信をした。