１１７、((( ⊂⌒~⊃。Д。）⊃ ページ29
イチ「ッチ！アイツ、次会ったらぜってぇ捕まえる！」
ニ「次会ったらぜってぇ泣かせてやる…！」
お前らか〜…。
貴「(とにかくもう上がろう。ここでスケスケの実使えば…！)」
ニ「ん？あ、おい！ヨンジ！」
ヨ「あ、あぁ…ニジか。(逃げろよ。A。)」
貴「(ありがとう。)」
ヨンジの協力も得て、ようやく就寝出来た。
翌日…
朝の４時。まだ皆が寝ている時刻。
貴「あ〜あ。ヨンジとレイジュ以外常識人がいない…この先が不安だ。」
私は久々にお面を取って一日を過ごそうと思った。
貴「…道着よし。袴よし。サラシよし。…後はないな。」
さて、どうって一年の中で逃げられるか…？
貴「でも兄弟の中で(キャラクター的に)好きなのはサンジ君なんだよね。」
…っあ、コゼットの所行こう。
医務室…。
貴「失礼する。コゼットはいるか？」
…シーン
やっぱりな。静かだよ。今大体４時３０分。
貴「でも、顔は見れるはずだ。」
で、コゼットが寝てる場ベッドに向かった。
コゼットは、所々包帯だらけ。顔も少ししか見えない。
貴「私が…まいた種だな…。」
コゼットの手を握る。少し冷たい。
貴「使うか。能力。」
コゼットに手をかざし、唱える。
貴「ｈｅａｌｉｎｇ。」
…包帯で見えにくいけど治ってるね。
貴「ごめんね。」
私はそう言い残し、医務室から出た。
歩いて数分後。
貴「…はぁ。」
急に弟たちに会いたくなってきた。
貴「いつもは会えばワーギャーうるさいのに…はぁ。」
騒がしさが恋しく思う。
ベランダに腰掛け、一人ただ空を見た。
貴「弟たち、何してるのかな…白ひげ海賊団は？ハートの海賊団は？海軍は？」
不安が積もり、悲しみに変わる。
貴「…っ。」
私の頬に、生暖かく、しょっぱい何かが垂れた。
貴「久々だね…涙なんか。」
昔は、泣いたら暴力を受けていた。だから、親の前では何をされても笑顔でいなきゃいけなかった。それが、辛くて、苦しくって、誰かにこの体を受け止めて欲しかった。
貴「…でも。」
今は、たくさんの人が私を『A』として見てくれている。それが、とっても嬉しかった。
貴「ありがとう。」
…本当に、神には感謝してもしきれないね。
パサッ…
何かが私の背中に羽織ってきた。
貴「…優しいのね。コゼット。」
コゼット…。
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桃の缶詰っておいしいよね - MIKOTOさん» 気づいてくれてありがとうございます!そうですよ! (2018年8月5日 14時) (
レス) id: 298e193957 (このIDを非表示/違反報告)
MIKOTO - サクヤの名字見て思ったのですが、もしかしてコノハナサクヤ姫がモデルですか？あと、小説とても面白いです。 (2018年7月11日 22時) (レス) id: db923ba11f (このIDを非表示/違反報告)
卵 - 前々から思っていたのですがまさか主様が東方をご存知だとは思いませんでした！ (2018年5月19日 23時) (レス) id: 8ede28afd2 (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね - 白玉さん、その通りですw (2017年9月5日 18時) (レス) id: 15a12f4960 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - 魔理沙に八卦炉借りてきたかな?w (2017年9月4日 23時) (レス) id: 187ffbafb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃の缶詰っておいしいよね | 作成日時：2017年8月18日 8時
