１０９、（=・ω・） ページ21
私は皆に背を向け、青空が見え船の上で能力を発動させる。
貴「…変化(へんげ)、天狗！」
あ、けっして鼻が長くなるとかないよ？ウソップとかカクじゃねぇし。
貴「お面よし。マントよし。フードよし。…じゃあ、バイバイ。」
黒い翼を広げ、何処までも続く海の上を進んでいった。
貴「…うるさい。」
自分の翼が、風を切る音がやかましい。ゴーゴーと鳴り響く風が私の頭を刺激する。
貴「まったく…海軍になんか入らなきゃよかった…。」
改めて後悔している。入って約２ヶ月。
貴「そういや私の誕生日近いな。どうでも良いけど。」
トリップ前の私なら、家計の計算で黒字になったら買ったぐらい、自分の誕生日なんて気にしなかった。でも、今回は買ってみよう。
貴「めっちゃ金あるしな。」
…と、少しお面の中で微笑みながら言っていると、
ザぁ〜〜！！
貴「…雨か。」
大雨が降って来た。しかもこれは…
貴「ここに小さな船でもあったら沈むのは確定してるね。」
５００年に一度の『水零刺(みずこぼし)』だ。←勝手に決めただけです。センスがｗ
貴「水零刺って水が雫なのに船員を刺し殺したっていう伝説があったな。」
よし、これを結構前にローとのテゾーロでのお買い物で手に入れた死際(しにぎわ)(刀)の技にしておこう。
貴「と言うかこの前べポが死に際触ったら階段から落ちて頭に痛そーなたんこぶで来てたな…。」
あれはメッチャ痛そうだった。それから、死際は自分で作ったカバー付き巾着にボッシュウトとなった。
貴「…雨、やまないかなぁ…。」
びちょびちょのまま行くとなんかヤダし、借りが出来てしまうかもしれねぇ。
貴「いいや、やっぱりジェルマの所の１ｋｍ前に瞬間移動しよう。」
で、現在瞬間移動しまして…
貴「１ｋｍ先で待ち構えてるとは…。(汗)」
あの３兄弟(イチジ・ニジ・ヨンジ)と戦っております。
イチ「そろそろ諦めがついたんじゃねぇのか？」
貴「だーかーら、俺は君たちの父親に用があって来たんですよ。」
ニ「…信じがたい。」
だよね。でも本名言っても面倒な事になりかねないし…。
貴「はぁ…疲れた。」
精神的に。あ、肉体はまだまだ大丈夫。
ヨ「一斉に攻撃してその面拝ませてもらう！」
まぁ良いや。どうせ、俺はこいつらの許嫁にはならねぇから。
貴「…まぁ、落ち着きなさいな。俺はアンタらの父親に許嫁の件で来たんだ。」
あれ？３人とも固まった…。
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桃の缶詰っておいしいよね - MIKOTOさん» 気づいてくれてありがとうございます!そうですよ! (2018年8月5日 14時) (
レス) id: 298e193957 (このIDを非表示/違反報告)
MIKOTO - サクヤの名字見て思ったのですが、もしかしてコノハナサクヤ姫がモデルですか？あと、小説とても面白いです。 (2018年7月11日 22時) (レス) id: db923ba11f (このIDを非表示/違反報告)
卵 - 前々から思っていたのですがまさか主様が東方をご存知だとは思いませんでした！ (2018年5月19日 23時) (レス) id: 8ede28afd2 (このIDを非表示/違反報告)
桃の缶詰っておいしいよね - 白玉さん、その通りですw (2017年9月5日 18時) (レス) id: 15a12f4960 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - 魔理沙に八卦炉借りてきたかな?w (2017年9月4日 23時) (レス) id: 187ffbafb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃の缶詰っておいしいよね | 作成日時：2017年8月18日 8時
