31 >小さな事故 ページ32
｢この中であります！｣
と言われたところはまるで某ハリーポッ…魔法使いの少年が過ごしていた部屋のような小さい扉があった
｢元は使ってない空き部屋だったのでありますが､ママ殿から拠点にしていいという許可が出たので使わせて貰ってるのであります！あっ！すぐハシゴがあるから降りる時は気をつけるでありますよ！｣
まさかの日向家ママさんからわざわざ許可を貰っているというしっかりしているところにびっくりした
完全なイメージだけどこういう侵略目的の拠点って勝手に作って勝手に住み着いて徐々に侵略進めていくものだと思ってた…
というかママさん侵略賛成派なのかな…そこもびっくり
ケロロさん達サイズの扉を潜ると言われてた通り下へと続くハシゴがあった
ハシゴと言うから結構そのまま置いてあるイメージだったけれど案外しっかりしていたものでその奥には星のマークがついた扉が見えた
｢ここであります！｣
そう言いケロロさんが先にハシゴを降り星がついたドアを開けた
こんな暗い地下に一つだけ部屋があるなんて……なんかいかにもなにかあったような感じだな…いや人様の家なのに失礼すぎるか
そんなことを考えながらハシゴを降りていたせいで
『…！』
ハシゴから足を滑らせ
あっ落ちると思った時
｢…!?A殿!!｣
ケロロさんの驚く声より少し早く
後ろにいたギロロさんが片手を掴んでくれていた
こんなに小さくて可愛いのに力あるんだなぁ
あっそっか一応軍人?だもんねそりゃ鍛えられてるか
｢大丈夫か!?｣
『…え､あっご､ごめんなさい大丈夫です…！』
｢そ､そうか…ならいいんだ｣
『ありがとうございますギロロさん｡』
｢!!!｣
｢A殿ぉぉ!!大丈夫でありますかぁ!!?｣
ギロロさんに感謝を伝え､慎重に下へ着くと同時にケロロさんがぶつかりそうな勢いでこちらに駆け寄ってきた
『ギロロさんが助けてくれたので大丈夫です｡せっかくケロロさんが忠告してくれてたのにごめんなさい…』
｢いやいや!A殿が無事ならそれでいいんでありますよ!(ほんとは吾輩が助けたかったけど)赤だるまがいてよかったであります!｣
『……ケロロさん｡』
｢なんでありますか?A殿!｣
『その…さっきからギロロさんが固まっちゃってるんですけど…どうしたんでしょうか……｡』
｢あ〜……あれはしばらくそのままにしとけば直るでありますよ!あれはほっといて先に進むであります!｣
ここで放置するのか…まぁケロロさんの口調的によくあることらしいし私達は先に進むことにした
※ケロロがギロロを赤だるま呼びしたのはおいしいところを取られお礼まで言われた腹いせ
続く (更新停止中)
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なちゅらる(プロフ) - 最近、ケロロ軍曹にハマったのですが、ハマってよかったなって思いました！主様の小説はとても面白いです。更新停止中ですが更新楽しみに待ってますね！ (2021年10月19日 23時) (
レス) @page30 id: d1210945eb (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - ほんとですか！？！待ってました！これからもよろしくお願いします！！ (2021年9月3日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！これからもがんばってください！！更新楽しみに待ってます！！ (2021年2月23日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
つーちゃん(プロフ) - ケロロ軍曹大好きなので見れてとても嬉しい限りです。楽しみにしてますので更新頑張ってください。応援してます!! (2021年2月22日 21時) (レス) id: 09f5140e94 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続きを待ってます！頑張ってください！ (2021年1月12日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来ケロ | 作成日時：2019年4月17日 10時
