15 >ご令嬢との出会い ページ16
「着いたわよ｡」
夏美さんに言われ着いたところは赤い屋根の結構大きな家｡
『おぉ……ここが夏美さんのお家ですか！』
「そんな驚くほどでもないでしょ?笑」
『いえいえ!十分立派なお家ですよ｡』
そう?とあまり納得していなさそうな顔をして夏美さんは玄関を開けようとしていた｡
あれ?鍵……かけてないのかな??
いや､夏美さんがそこまで不用心なわけが無い｡
そこでふと忘れかけていた【ボケガエル】の存在を思い出した｡
あっ……もしかして｡
ﾄﾞｶﾝｯ!!!!
『…!!!??』ﾋﾞｸｯ!
すると突然夏美さんがすごい勢いで玄関のドアを閉めた｡
びっ､びっくりした…｡普通にびびった…｡
すごい勢いで閉めたけどドア壊れてない??
大丈夫これ…?
『な…夏､美さん………??』
すごい形相でドアノブを握りしめた状態のままの夏美さんに恐る恐る声をかけた｡
「…………Aちゃん｡」
『は､はい…!』
「少し…ここで待っててもらってもいいかしら?」
そう言って顔をあげた夏美さんは笑顔だった｡
今日見た笑顔と変わりはないはずなのに……
圧がすごかった｡
『……はい｡』
私はとりあえず返事をするしか選択肢がなかった｡
そうして夏美さんはすごい速度で家に入っていった｡
中が一瞬でも見えないほどに｡
………それからすぐに聞こえてきたなにかをものすごい勢いで投げる音｡
な､中で一体何が起こっている………!!
「あれ!Aさん!?」
夏美さんが家に入って少し経つと後ろから聞き覚えのある声が聞こえた｡
そしてゆっくり後ろを振り返ると
冬樹君と水色の髪の色をした上品そうな女の子がいた｡
ん?あれ？なんかデジャブ……?
えっそんなことより冬樹君…まさかの彼女持ちだったのか!
うわぁーリア充が←
えーしかも可愛い､いい子そうではないですか!
あーでも納得｡
冬樹君モテそうだもんなぁ……｡
「あっ､あの〜……Aさん?」
『お幸せに……｡』
「…えっ?Aさん??」
あっやべ←
『あっ…すみませんお気になさらず｡朝ぶりですね冬樹君｡』
「…?はい!ところで､なんで僕の家の前に?」
あれ?よく聞こえてなかったか｡
まぁ､それはそれでいいけど…｡
『夏美さん家に行きたいって私がわがままを言ったら夏美さんが招待してくださったんです｡』
「そうなんだ!姉ちゃんが……｡」
「あの〜…冬樹君｡そちらの方は……?」
すると冬樹君の少し後ろにいた彼女さん(?)が冬樹君に話しかけた｡
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なちゅらる(プロフ) - 最近、ケロロ軍曹にハマったのですが、ハマってよかったなって思いました！主様の小説はとても面白いです。更新停止中ですが更新楽しみに待ってますね！ (2021年10月19日 23時) (
レス) @page30 id: d1210945eb (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - ほんとですか！？！待ってました！これからもよろしくお願いします！！ (2021年9月3日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！これからもがんばってください！！更新楽しみに待ってます！！ (2021年2月23日 12時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
つーちゃん(プロフ) - ケロロ軍曹大好きなので見れてとても嬉しい限りです。楽しみにしてますので更新頑張ってください。応援してます!! (2021年2月22日 21時) (レス) id: 09f5140e94 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - 続きを待ってます！頑張ってください！ (2021年1月12日 18時) (レス) id: 9b62aa768c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来ケロ | 作成日時：2019年4月17日 10時
