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「 まこと、くん、 」




藤原「 A!大丈夫か?ごめんな。 」




「 樹〜っ、、 」




藤原「 辛かったよな、ほんとにごめんな。 」




「 なんで、なんでそんな事言うの、今ここにいてくれるじゃん、ありがとう、」




藤原「 あのさ、助けてくれてありがとう。」




長谷川「 当たり前の事をしただけです。」




藤原「 これからも、Aの事守ってあげて欲しい。」




俺の知らない先輩がいる。




先輩は、誰よりも苦しんでいる気がした。




「 まことくん、助けてくれてありがとう、」




長谷川「 俺の事、もっと頼っていいですからね? 」




「 ふふ、じゃあ今だけ隣に居て、」




そう言って、笑ってる先輩は無理に笑ってる気がした。




俺の前だけでは、無理しなくていいから。




そんな意味を込めて、ぎゅっと抱きしめた。




長谷川「 先輩、泣いていいんだよ。 」




俺が先輩の苦しみを貰おうとする事を、先輩はきっと望まないから、




せめて、同じ苦しみを、半分でも分けて欲しいんだ。




「 ふっ、う、」




俺がきつく抱きしめると、先輩は静かに涙を流した。




先輩。俺に先輩の全部頂戴。




苦しみも哀しみも。

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くりーむえくれあ - 片寄みゆなさん» そう言っていただけて嬉しいです( ; ; )ありがとうございます( ; ; ) (2019年6月28日 13時) (レス) id: a5c22cee0f (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - こーゆー小説すごい好きです!更新楽しみにしてます!! (2018年12月11日 17時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くりーむえくれあ | 作成日時:2018年11月7日 13時

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