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ぎゅ、っと強く抱きついてた先輩の腕。




ふっ、っと急に力が抜ける。




体の力も抜け、俺にもたれかかってる。




長谷川「 先輩? 」




泣き疲れたのか、先輩はすうっと眠ってしまった。




なんか、そんな可愛い先輩につい笑みが溢れた。




先輩をお姫様抱っこし、屋上を出る。




先輩、めっちゃ軽い。




階段をひたすら降り、保健室を目指す。




・「 ねぇ、あれってA先輩? 」




・「 え、まことくんと付き合ってるの? 」




すると、階段をかけあがって来る、一人の見覚えのある男。




瀬口「 え、A先輩?」




一瞬嬉しそうな顔をするも、その顔はだんだん強ばった。




瀬口「 A先輩、なにかあったんですか?」




急に焦り出す瀬口。




長谷川「 藤原樹と、あと坂東先輩呼んできてくれる?あと君も。保健室来て。 」




すぐ呼んできます!なんて、走って三年生の棟に向かってくれた。




保健室に向かってると、ちょうど保健室の鷲尾先生がいた。




鷲尾「 あれ、Aちゃん?どうしたの。」




長谷川「 先生、保健室運んでもいいですか。」




鷲尾「 いいよいいよ、ドア開けるね 」




って、ドアを開けてくれた。




先輩をベットに下ろす。




鷲尾「 私いない方がいい? 」




長谷川「 いや、一応居てください。」




先輩、早く目を覚まして。




そう思ってた時、




バンッと思い切りドアが開いた。




藤原「 A!! 」




坂東「 A、! あ、伶菜ちゃん!ごめんね!」




鷲尾「 こらこら、先生、でしょー? 」




藤原「 なにがあった? 」




俺は、先輩の事を話した。




すると、その時。




「まこと、くん、」




先輩が目を覚ました。

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くりーむえくれあ - 片寄みゆなさん» そう言っていただけて嬉しいです( ; ; )ありがとうございます( ; ; ) (2019年6月28日 13時) (レス) id: a5c22cee0f (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - こーゆー小説すごい好きです!更新楽しみにしてます!! (2018年12月11日 17時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くりーむえくれあ | 作成日時:2018年11月7日 13時

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