声 ページ13
・
ぎゅ、っと強く抱きついてた先輩の腕。
ふっ、っと急に力が抜ける。
体の力も抜け、俺にもたれかかってる。
長谷川「 先輩? 」
泣き疲れたのか、先輩はすうっと眠ってしまった。
なんか、そんな可愛い先輩につい笑みが溢れた。
先輩をお姫様抱っこし、屋上を出る。
先輩、めっちゃ軽い。
階段をひたすら降り、保健室を目指す。
・「 ねぇ、あれってA先輩? 」
・「 え、まことくんと付き合ってるの? 」
すると、階段をかけあがって来る、一人の見覚えのある男。
瀬口「 え、A先輩?」
一瞬嬉しそうな顔をするも、その顔はだんだん強ばった。
瀬口「 A先輩、なにかあったんですか?」
急に焦り出す瀬口。
長谷川「 藤原樹と、あと坂東先輩呼んできてくれる?あと君も。保健室来て。 」
すぐ呼んできます!なんて、走って三年生の棟に向かってくれた。
保健室に向かってると、ちょうど保健室の鷲尾先生がいた。
鷲尾「 あれ、Aちゃん?どうしたの。」
長谷川「 先生、保健室運んでもいいですか。」
鷲尾「 いいよいいよ、ドア開けるね 」
って、ドアを開けてくれた。
先輩をベットに下ろす。
鷲尾「 私いない方がいい? 」
長谷川「 いや、一応居てください。」
先輩、早く目を覚まして。
そう思ってた時、
バンッと思い切りドアが開いた。
藤原「 A!! 」
坂東「 A、! あ、伶菜ちゃん!ごめんね!」
鷲尾「 こらこら、先生、でしょー? 」
藤原「 なにがあった? 」
俺は、先輩の事を話した。
すると、その時。
「まこと、くん、」
先輩が目を覚ました。
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くりーむえくれあ - 片寄みゆなさん» そう言っていただけて嬉しいです( ; ; )ありがとうございます( ; ; ) (2019年6月28日 13時) (レス) id: a5c22cee0f (このIDを非表示/違反報告)
片寄みゆな(プロフ) - こーゆー小説すごい好きです!更新楽しみにしてます!! (2018年12月11日 17時) (レス) id: c5f011830b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くりーむえくれあ | 作成日時:2018年11月7日 13時