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you side
｢…なんで？｣
唯｢なんでって、今までずっと陣くんのこと好きで想い続けてたのに、翔吾くんに甘えてるだけじゃん｣
｢翔吾くんはそれでもいいって、守ってくれるって…！｣
唯｢翔吾くんが良くてもAは？Aの気持ちはどうなの？｣
｢大丈夫だよ。私、翔吾くんのこと、ちゃんと好きだよ｣
唯｢ちゃんと好きって何？その、ちゃんとって何なの？｣
｢翔吾くんは優しいし、私のこと理解してくれてるし…いま私、翔吾くんとの生活好きだよ｣
私の言葉に
少し黙ってから口を開いた唯
唯｢…Aがそれでいいって言うならもう何も言わない。Aが幸せならそれでいい。｣
お互いが本音で話せるからこそ
後が気まずくなるような
ケンカ状態にはならなくて
改めて、唯が友達で良かったと思えた｡
｢ありがとう、唯｣
唯｢別に。でも次からは何かあったら直ぐ言ってよね。｣
｢ふふっ、うん！｣
.
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作者名：右頬笑窪 | 作成日時：2020年1月11日 1時
