vol.260 オンラインミーグリ☝ ページ17
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2021年 9月4日
目覚ましより先に目が覚めて、辺りを見渡すと見慣れない部屋だった。
ああそうや、昨日はAの家に押しかけて泊まったからや。
夜遅くまでゲームする事もなく、Aと話したり揶揄ったりしながら割と健康的な時間に就寝した気がする。
やっぱりしっかりした睡眠の後の目覚めは格別だ。
横を見れば隣のベッドの上で、Aがすやすやと寝息を立てていた。
まず、同じ部屋に布団敷くのもどうかと思うんやけど。
俺やから許されるんやぞと何度も言い聞かせたが、まるで伝わった気がしない。
それに俺かて許されるんも時間の問題である。
察しろよあほ。
時間を確認して、大きく伸びをする。
ベッドを覗き込むと、意外と寝相は良いAが夜と違わず姿で眠っている。
別に容姿で好きになったとかそういうんやないけど、マジで可愛い。
寝顔とかほんまに天使やと思う。
というか黙ってたら本当にお人形さんみたいに綺麗や。
黙ってたら。
サラサラと流れるシルバーアッシュに手を伸ばし、そこから額や頬、鼻筋を降りていくと擽ったいのかAが小さく身を捩った。
暫く楽しんでから、そろそろ喧しいAが恋しくなってきたので終いにする。
勿論起こし方なんて一択である。
「A！！遅刻！！！」
「やあっ！！いまなんじ！！」
飛び起きたAは舌ったらずに焦りながら言葉を紡いで、思わずツボに入る。
やあって、やあって…。
ほんまに可愛い。
なんなんこの生物、動いても何しても可愛いやん。
一生側で見守りたいんやけど。
漸く思考が回り始めて事の次第を理解したAは、頭から布団を被って拗ねた。
ほんまにそれ可愛いだけやってば。
はあ、と一息ついて呼吸を落ち着けて、大きな塊をそのまま抱き締めてやった。
布団挟んでるから何してもノーカンやろ。
「A、寝起きドッキリだけはでたらあかんで」
「いや今やったのあなた！！！！」
「はあ、ほんまに愛すべきポンコツやなあ」
「今の絶対私のポンコツ度関係ないすよね！？壱馬さんのせいだよね！？」
「あっ、なんやと」
「きゃ〜！！！」
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も。(プロフ) - 美紀さん» コメント、お心遣いありがとうございます！🥲🙏🏻✨暫くは毎日更新していきますので、良ければお付き合いください！✨ (2021年10月2日 14時) (
レス) id: 0f1c4a8bf0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - ランぺ大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年10月2日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も。 | 作成日時：2021年10月1日 22時
