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不意を打った襲撃だったはずが、私の行動なんて予想の範疇であるかのように、当然の如く片腕で受け止められた。
流れるように壱馬さんの腕の中に収まると、ふわっと漂う香水と温もりは世界一安心できる場所だ。
ぽんぽんと2回頭を撫でられるのは、頑張った時にいつもしてくれるやつ。
むふふ嬉しい。
あれそういや壱馬さんも今日は事務所で仕事なんだっけか？
メンバーのスケジュールまで入る頭では無いが、同じ時には大抵事前に壱馬さんから連絡が入っていることが多いけど。
そんな事を考えていると、急にべりっと引き剥がされて両肩を掴まれる。
その目は何故か完全に据わっていた。
……あれえ！？なんで！？今超優しい目してましたよね！？あれえ！？
「寒くなってきてるんやから下、ちゃんと履き」
「！ハイ…」
「どんな目で見られてるかわからんやろ」
「太ったってことですか！？」
「…はあ、あほ」
「あれ！？悪口ですね！？」
太腿を大きな掌で一度ぺちっと叩かれて、意外にも冷たかったそれにびくっと身体を震わせる。
確かに今日はオーバーサイズのフーディーに一応下にはホットパンツ。
ソックスにダッドスニーカー。
決めるのも面倒だったからその辺にあったのを適当に着てきたけれど、曇り空続きで温度も下がっているし一理ある。
あと、太った疑惑はちょっとタイムリーすぎる話題なので、暫く足出すの辞めようかな。
…ていうか原因、絶対壱馬さんにいっぱい美味しいもの食べさせられてるからと思うんすけど！
むむむ、と視線だけで遺憾の意を伝えると、本日は肘鉄で頭を上から圧迫され物理的に身長を縮められそうになった。
ちょお！ギブギブ！
自分がそんな身長高くないからって！八つ当たりだ！
これ言ったら殺されるぞ！！
「あ、そういえば今日おそろっちですね〜！黒バケハ！あ、これしかも壱馬さんに貰った服だった！」
「…またいらん服取りにきや」
「やったあ！あ、てか写真撮りましょ！はいブログ用ブログ用！」
「なんや手慣れてきたなあ」
「なんてったって壱馬師匠の一番弟子すもん！」
「あ、」
「あっ？」
「洋服代」
「えっ急な請求制！？」
「Aの手料理でええから」
「手料理……？あ、あ〜！！！あっ、へえ壱馬さん、ふうん、へえ〜〜」
「…いらんとこ察しええよなほんまに」
「いだだだ！ちょ、縮んじゃうってえほんとに！！」
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vol.259 私の1日を紹介します✨→←vol.258 おそろっちコーデ🐺🐻❄️
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も。(プロフ) - 美紀さん» コメント、お心遣いありがとうございます！🥲🙏🏻✨暫くは毎日更新していきますので、良ければお付き合いください！✨ (2021年10月2日 14時) (
レス) id: 0f1c4a8bf0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - ランぺ大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年10月2日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も。 | 作成日時：2021年10月1日 22時
