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Story:12 ページ12

咲良Side



声に気づいたのか

玄関から出てきた瑠唯さん。


私がお母さんみたい信頼してる人。


だからかな?

瑠唯さんの顔を見た瞬間涙が出てきた。


まぁ、メンバー誰が出てきても

泣いてたと思うけどさ…


だって全員がそれだけ信頼できて

私を形作ってくれているものだから。



私は、瑠唯さんにうながされ

寮の中に入った。



北人「咲良っ!」


咲良「北人…」


壱馬「どうかしたん?泣いたあと…」


咲良「…。」


翔吾「咲良?」


みんなに問いただされてる

もう言うしかない、か……。




瑠唯「咲良、、大丈夫。」


樹「何でも言って。」


翔平「俺達は何でも受け止める。」


咲良「……わかった。」



私は話した。

最近の症状のこと、

病院に行っていたこと、

検査結果…


そして…


咲良「っ…完全にっ…
  治すのは、難しいらしくて…
  難病指定されているものですっ…(泣)」


全部言った。


でも…


メンバー「っ……。」



やっぱりそういう顔になっちゃうよね。

本当は、迷惑かけちゃいけないのに、

今が大事なときなのに……。



咲良「……っ。ごめっ……、
  ごめん、なさい!」


メンバー「!?」


私は、謝ることしかできなかった。


咲良「心配かけてごめんなさい
  めいっわくかけてごめんなさい
  大事な時期なのにごめんなさい
  ほんとに、ほんとにっ
  ごめんなさいっ(泣)」


私は、深く深く頭を下げた

何なら土下座しようとした、



そのとき…



北人「、、何言ってんだよっ!
  誰も迷惑なんて思ってない!!」


咲良「北人、」


壱馬「、、心配はもちろんしてるし、
  今も動揺してる。でもっ!
  迷惑だなんて思うわけ無いやろ…」


翔吾「俺達、咲良がおらな、
  THERAMPAGEじゃないんよ?
  そんな人に迷惑だなんて思うわけない」


咲良「っ……壱馬、翔吾………。」


すると…座り込んでいた

私に手を差し出してくれる樹。


樹「咲良、、サポメンから
  いつも一人で抱えるから…
  今回もずっと一人で抱えてたんだよな…
  言ってくれて、ありがとう。」


咲良「樹、…(泣)」


翔平「俺達は咲良を見捨てたりしない。
  むしろTHERAMPAGEから
  いなくなったら困っちゃうから…」


咲良「翔平、(泣)」



私には皆が必要なんだって

今日、改めて思った。

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matsuhi1214(プロフ) - 続き 楽しみにしています! (2021年3月6日 7時) (レス) id: 083d73e97d (このIDを非表示/違反報告)
なの - 理香さん» いつもコメントありがとうございます!コメントめちゃくちゃ嬉しいです!今後ともよろしくおねがいします! (2021年2月25日 16時) (レス) id: 82303c3eec (このIDを非表示/違反報告)
なの - ありがとうございます!更不定期更新ですが今後もよろしくお願いします!!! (2021年2月25日 16時) (レス) id: 82303c3eec (このIDを非表示/違反報告)
理香(プロフ) - 受験勉強ご苦労様です!続き楽しみです。 (2021年2月22日 8時) (レス) id: cc5fb30d6c (このIDを非表示/違反報告)
#かずほくいつまこ - 続きめっちゃみたいです! (2021年1月31日 21時) (レス) id: 26ef1f84d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2020年6月1日 21時

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