≫RIKU 抱っこ ページ3
『久しぶりに聴いたけどやっぱり良い曲‥』
もともと歌が大好きな私。
空き時間だったから、イヤホンをして久しぶりに洋楽を聴いている。
普段あんまり聴かないけどふとしたとき聴きたくなる。不思議。
『〜♪』
音楽を聴くとテンションが上がる私は、誰もいないことを良いことに横になって目を瞑り、口ずさんでいた。
『〜♪‥‥ぅわ！？』
ﾊﾟｯと目を開けると、側にはいつ来たのかりっくんがしゃがんで、私の顔を覗きこんでいた。
ビックリして、急いで体を起こしイヤホンを取った。
陸「そんなにビックリする？傷つくよ？僕(笑)」
『ビックリするよ‥』
おかげで今心臓ﾊﾞｸﾊﾞｸですよ、陸さん‥。
陸「Aが洋楽歌ってるの初めて聴いた」
『あんまり普段聴かないし、英語苦手だから歌わないもん』
陸「えぇ、もったいないなぁ‥」
『‥そ、それより！どうしたの？りっくん』
陸「あ、そうそう。もう時間だからって呼びに来たんだった(笑)」
『うそ、もうそんな時間か‥。ありがとうりっくん！』
立ち上がって皆のところへ向かおうと歩き出すけど、その場に座ったまま動かないりっくん。
『？ りっくんどうしたの？行こ？』
陸「僕、Aにビックリされて傷ついたから動けないなぁ」
『え‥』
でもあれは不可抗力だと思うんだけど‥
『ご、ごめんね‥？』
陸「Aが抱っこしてくれたら許す〜♪」
そう言って両手を広げて私を見る。
私がりっくんを抱っこは無理じゃないですか‥？
かわいいけど！
とりあえず、困った末に私に腕を広げているりっくんにくっついてみた。
でも、これは抱きしめてるのでは‥
『どうするのが正解かわかんない‥』
陸「これはぎゅーだね(笑)でも満足！」
『‥私がりっくんを抱っこは無理だよね』
陸「そういう気分だったから。ごめんね？(笑)」
そんなかわいい笑顔で‥
陸「よし！じゃあ、戻ろう！」
立ち上がって鼻唄を歌い、歩きだすりっくんについて、皆のところに戻った。
翔「陸さんなんか上機嫌ですね」
陸「もうAがかわいくて！(笑)」
翔「何かあったんですか？」
陸「Aに抱っこしてもらった！」
翔「え？(笑)」
『りっくん、恥ずかしいから忘れようよ‥』
陸「〜♪」
また鼻唄を歌いだすりっくん。
翔「‥抱っこしたの？(笑)」
『してないよ‥出来ないもん‥』
翔「だよね(笑)」
『忘れてほしい‥』
翔「しばらくは無理だね(笑)」
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雨音 - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 壱馬》狙いのここの部分 本当にどんなときでも側にいてくれるし‥壱馬くんが私にはいるもん これ正しくは私には壱馬くんがいるもんではないんでしょうか？ (2019年12月24日 12時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ldh_rmpg | 作成日時：2019年10月14日 23時
