いつまでも ページ34
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(2018年 夏頃)
瑠唯 side
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付けていた酸素マスクを ゆっくりとずらし
彼女はゆっくりと 口を開いた。
「…貴方と過ごせて、楽しかった。ずっと一緒に、居たかったけど…貴方には、この先も 笑ってて欲しい…。」
「もう、無理しなくていいよ。…私のこと、…忘れていいよ。」
「ごめんね。…ありがとう。」
そうして 彼女は ゆっくりと目を閉じた。
病室に響いた ピー という無機質な機械音。
眠っている彼女の頬には
一筋の涙が 流れていた。
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陣 「うわあああああー(涙)」
翔平 「Aーーーー！！！(涙)」
昂秀 「置いていかないでー！(涙)」
「うるっさ、(笑)」
声を出して号泣したり 静かに涙を流している男達と
そんなメンバーを見ながら笑っているA。
今日は Aが出演した 特別ドラマの放送日。
メンバー全員でリビングに集まり そのドラマを鑑賞中。
ドラマは Aが演じた 癌を患った女性が
恋人に看取られながら死んでしまう という
感動のシーン。
壱馬 「…っはあ、やば…」
慎 「…ぐすっ」
「ねーもうみんな泣きすぎ(笑)」
ソファーの上に かずまこに挟まれながら座る彼女。
山彰 「忘れていいよって…」
健太 「忘れられないよー！！」
陸 「死ぬなあああ！！」
翔吾 「Aーー！！」
「あーもう(笑)」
そう言って 楽しそうに笑ってるA。
「…私死ぬ時は笑って死にたいなあ。」
瑠唯 「ははっ、何それ(笑)」
「病気とかじゃなくて、本当に笑いながら死にたい。」
LIKIYA 「…Aらしいね。」
「…ずっとみんなと笑っていたい。」
そう静かに呟いたA。
樹 「…当たり前だろ。」
北人 「おじいちゃんになっても一緒だかんな！」
龍 「俺もー！」
海青 「龍は多分ずっと赤ちゃんだよ(笑)」
「みんなおじいちゃんになってもカッコイイんだろうなあ。」
壱馬 「じゃあAは可愛いおばあちゃんだろうね。」
「へへっ。」
10年後も、20年後も、
大好きなAと、メンバー達と
笑って過ごせますように。
「ねえドラマ最後まで見てよ！」
拓磨 「えーだってA死んじゃったし。」
「…私まだ一応出番あるよ。」
瑠唯 「え、じゃあ見る。」
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みるく。(プロフ) - 美紀さん» 美紀様、閲覧とコメントありがとうございます。楽しんで頂けているようで、大変嬉しく思います。美紀様も、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。今後ともこの作品をよろしくお願い致します。 (2020年5月4日 1時) (
レス) id: ec07b55409 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですランぺ大好きです最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね (2020年5月3日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく。 | 作成日時：2020年3月31日 11時
