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「…今から1か月程前に、家の近くで 週刊誌の記者と名乗る人に声をかけられました。
聞きたいことがあると言われましたが、私は断りました。
すると彼は『お前の過去を週刊誌に書くぞ』と言ってきたんです。」
1つ1つ思い出すように話すAを
メンバーはじっと見つめて聞いていた。
「私の過去を知る人なんて一握りです。
だから彼に聞きました、貴方は誰？と。
…彼はこう言いました。
『俺はお前の父親だ』と。」
陸 「えっ…」
メンバーは皆驚いて 目を大きく開け
HIROさんも 眉間に皺を寄せAを見つめた。
「両親は私が幼い頃に離婚していて、私は父親の顔を知りません。彼の言うことも嘘だと思っていました。
でも彼が見せてきたDNA鑑定書の結果は、
…99.9%、彼は私の父親でした。」
「そしてこう言われました。『母親の死について お前に隠していたことがある』と。
話をするために、父親に バーに連れて行かれました。
そこで私の記憶が途切れて…目が覚めた時には、ホテルにいました。」
Aは 自分の手をぎゅっと握りしめながら
淡々と話し続けた。
「…私は父親に騙されてたんです。母の死についての話も嘘、バーで出されたドリンクには薬が盛られていました。
そして父親は言いました。
『お前の過去と この画像をバラされたくなかったら、俺の言う事を聞け。』と。
彼の携帯には、そのホテルで撮られたであろう私の裸の写真が写っていました。」
北人 「っ…」
樹 「んだよ、それ…」
「…私は父親に従いました。
その日から仕事が終われば 毎日のように呼び出され、父親の元へ行きました。
…無理やり抱かれて、抵抗すれば暴力を振るわれました。…左腕だけじゃない、右腕もお腹も、殴られて蹴られて痣だらけ。」
健太 「っ…！！」
慎 「え…」
そう言いながら Aが服を捲って見えたその肌には
無数の赤黒い痣が刻み込まれて
思わず目を背けたくなるほどのその姿に
誰もが言葉を失った。
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みるく。(プロフ) - 美紀さん» 美紀様、閲覧とコメントありがとうございます。楽しんで頂けているようで、大変嬉しく思います。美紀様も、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね。今後ともこの作品をよろしくお願い致します。 (2020年5月4日 1時) (
レス) id: ec07b55409 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 初めまして美紀ですランぺ大好きです最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね (2020年5月3日 19時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく。 | 作成日時：2020年3月31日 11時
