いつメン

≫北人&樹 ほくぶー ページ21

ライブ後、シャワーからでてやることもなく、ファンの方からのプレゼントを覗きに行くことに。


ドアを開けようと、手を出した時ちょうどドアが開いた。


ｶﾞﾁｬ

『えっ‥』


ﾄﾝｯ

ドアが開いて、私はドアノブを握るはずだったからバランスを崩し、開けた人の胸に倒れこんだ。


樹「うわ、ビックリした」


『あ、ごめんねいっくん。同じタイミングで開いたから‥』


樹「どっか行くの？」


『時間まで暇だからプレゼント覗きに行こうかなって』


樹「俺も行く」


結局いっくんと二人でプレゼントコーナーに。


『あ、いっくん！猫がいるよ(笑)』


樹「今回特に猫多かった」


『あ、これ絶対陣さんだ(笑)』


樹「それ似てる(笑)」


『あ、ほくぶーがいる！』


たくさんある中で近くにあったほくぶーのクッションを取る。


『かわいい(笑)私も何か好きって言ったら作ってくれるかな？』


私はほくぶーをいっくんは猫のぬいぐるみを抱っこしている。


そんないっくんを写真に納める。


北「二人で何してるの？」


シャワーから出た北ちゃんの顎が私の肩にのった。


『あ、本物(笑)』


北「ん？」


『これ』


私はほくぶーのクッションを見せた。


北「ほくぶー抱っこしてたの？」


『うん、なんかかわいくて(笑)北ちゃんファンが知ったら残念がるね』


北「俺が許すよ！」


『ありがと(笑)』


壱「三人とも帰るで」


『はーい』


いっくんと北ちゃんと楽屋に戻った。


皆続々と楽屋を出ていく。


北「A帰るよ」


『うん！いっくん行こ！』


廊下で皆で写真を撮って会場を出た。


今日は泊まりだからホテルに移動する。


力「今日8部屋らしい」


陸「じゃあ、今日は誰かの部屋でAは寝るんだね」


北樹「俺らと寝ます」


そのまま北ちゃんといっくんの部屋で一緒に寝ることになった。


広めのベッドが二つ‥。


樹「A一緒に寝よ」


北「俺と寝よ。俺寝相いいよ？」


どうしよ‥‥


北「ほら、本物のほくぶーだよ？」


可愛く言う北ちゃんに負けて、北ちゃんと寝ることになった。


『ほくぶー見た後、北ちゃん見たらやっぱり似てるね(笑)かわいい』


北「じゃあ、さっきみたいにほくぶー抱きしめて寝て」


『え‥』


北「はい」


手を広げてそう言う北ちゃん。


樹「北人さんばっかりずるいです」


『かわいい、いっくん‥(笑)』


その夜、いっくんの一言で抱きしめなくて良くなったけど、逆にほくぶーに抱きしめられて眠った。

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