偶然と偶然

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客「ごめんねぇ急に来て」

「ありがとうね」

客「今月はＮｏ．1なれそお？」

「しゅわしゅわ2本分くらいの差がある笑」

売上がものを言わせる世界

なんでこんな可愛いのにＮｏ．1じゃないんだ！
そう言っていつも気にかけてくれるお客様

自分からシャンパンを強請る事はしない
お客様のあけたいときにあけさせる

もっと積極的ななりなよあのコみたいにと言われ
Ｎｏ．1の子を見る

やっぱ団体の中でも話の流れ全て持っていってる

客「でもさぁ離れてみるとお客さん引いてるよね？｣

1人で喋ってお客様があいづちだけ打ってる感じ

「そおかな？」

いや、うんその通りなんだ

見ててお客さん楽しいのかなって大丈夫かなって

客「にしても団体さん不審者か！ってくらい顔隠すやん」

「ほらほかの卓みないの！！んもう！」

客「あは笑 Aちゃんの為に俺今日も頑張る。無理矢理来てもらっちゃったし！！｣

「何頑張るの？笑 ｣

客「メニュー表ちょーだい」

おねがいしまーすとキャバ嬢の真似をして黒服さんを呼ぶ

今日もシャンパンデーか

潰れないようにしなきゃでもま、ヴーヴとかだろうし！
そう気を抜いていたら

客「エンジェル！Aちゃん何色がいい？｣

「は？！どーした？！笑」

客「Ｎｏ．1のため♡」

まじで神客だ…太客だ…

「私新色がいいなぁ」

客「それで」

黒服「新色ピンクと水色あるんですけどどちらに…」

客「2本とももってこい」

「……はい？」

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