#9 ページ11
.
壱馬さんを追いかけに行った慎は
結局2時限目が始まっても戻ってこなかった
(退屈だな....)
慎はなんだかんだ授業中の話し相手に
なってくれる
でもその慎がいないとなると感じの悪い
女子ばっかり
(龍太郎も昂秀も転校生と席が近くて
イライラしてるから
LINE送っても無視されそうだしな....)
ボーってしながら授業を受けていると
不意にLIKIYAさんの言葉を思い出した
"これから楽しませてくれよ笑?"
(あの言葉を聞く限りLIKIYAさんはまだ
この学校から追い出す気はないんだろうな)
昂龍『(##ﾟДﾟ)ｲﾗｲﾗ』
(私としてはぜひとも早く追い出してほしい汗)
長くつまんない2時限目が終わると
何やら廊下が騒がしくて
教室の中から覗くとまぁ眩しい輝きを
放って歩いている王子1名
樹『A 今日放課後暇?』
『放課後?何かあるの?』
樹『新しく出来た猫カフェ行こう』
実は私と樹は大の猫好き
健太さんも家で飼っていいよって
言ってくれたけど
さすがに居候の身でそれは出来ず
週に1回は必ず樹と猫カフェに行っている
『ごめん、今日予定あった(;_;)』
樹『そっか...じゃあまた今度行こう』
『うん！誘ってくれてありがとう(*^^*)』
樹『いや...一緒に行ってくれるの
Aくらいで...//『素直やないな〜笑』!?』
翔吾『素直にAと一緒に行きたいって
言えばええやん笑』
突然後ろから現れた翔吾さんの言葉に
さらに真っ赤にする樹
なんでそんな赤いんだろう...
私は普通に嬉しいよ?
壱馬『あかんって
こんな鈍感野郎相手にすんのは』
『野郎じゃないし』
そうやってわちゃわちゃしていると
前からまたこれも大きな歓声をあびた奴が
歩いてきた
『あいつ...転校生じゃん』
樹『初めて実物見た』
翔吾『ふーん...なんかパっとせえへん奴やな』
壱馬『.....』
いつの間にあんなにモテ男になったのか
そう思ってると壱馬は何を思ったのか
転校生の方へと歩いて行った
壱馬『お前が...転校生か?』
友也『えぇそうですが何か?』
壱馬『......』
壱馬の眉間のシワがより深くなる
壱馬『なんでAなんや?』
友也『その言い方は彼女に失礼では
ないですか?』
壱馬『おまえの方がよっぽど失礼やわ
俺はただ...
.
.
Aが大切やから言うとるんや』
.
#10 Itsuki side→←#8 Makoto side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 888人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
misakiiii0422(プロフ) - 続き楽しみに待っています。これからも頑張ってください。 (2019年3月21日 13時) (
レス) id: b94b2029f8 (このIDを非表示/違反報告)
怜愛(プロフ) - 帰ってくるの待ってました！応援してます！ (2019年3月13日 21時) (レス) id: e361b3196c (このIDを非表示/違反報告)
いるみ84(プロフ) - 続きみたいです！更新待ってます。 (2019年3月11日 19時) (レス) id: 22469cba5a (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - 壱馬、どうなっちゃうんですか？というか、まこっちゃんは？更新待ってます (2018年9月14日 21時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 続き見たいです！ (2017年11月20日 0時) (レス) id: 3e5601ce73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年5月8日 7時
