異能力との出逢い ページ3
13年前、Aは7歳で、小学校に入学して間も無い頃に両親を失くした。
その時、3歳の妹も居た。
名は、菅田 春菜。
この事故でAと春菜は奇跡的に一命を取り留めた。
両親は亡くなる直前、こう姉妹に告げた。
「……A……春菜
……貴方達は強い………人一倍優しい心の持ち主よ………だからこの力でせめて目の前で困っている人達だけでも助けなさい…」
「…御前達は俺たちの自慢の娘だよ……」
そう云ってAの中に父と母、2人の異能力が宿った。
異能力とは一般的に1人1つ持っているが、A
の中には2人分の異能力が宿ったのだ。
「おねえ…ちゃん…？」
春菜はまだ3歳。
まだ幼い春菜に異能力を移すのは時期が早すぎると思ったのだろう。
春菜には異能力は宿らなかった。
『え…………？』
Aはまだ7歳という事もあり、両親が異能力者だった事も、異能力が何なのかも、何に使うのかも知らなかった。
『お母さん…？……お父…さん……？』
其れから2人は声が枯れるまで泣いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aと春菜は、あの後現場へやって来た或る男に世話をして貰った。
「Aちゃん、春菜ちゃん、ご飯出来たよ」
その男は身体の芯から優しい人で、だんだん姉妹も男に懐いていった。
「「はぁ〜い」」
その男は初めに会った時に、君達の御両親の部下だよ、とそう告げた。
両親の事が大好きだった姉妹は、両親の部下だと云う言葉に強い信頼を置いた。
其れから3人で4年ほど月日を共に過ごした。
その間に沢山の出来事があった。
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mi(プロフ) - 遥か彼方さん» えぇありがとうございます！！！全然自信なくて…こういうコメント頂けると本当に励みになります！更新頑張って参りますので、宜しくお願い致しますm(_ _)m (2021年7月26日 22時) (
レス) id: 008ae2747a (このIDを非表示/違反報告)
遥か彼方(プロフ) - とても、面白いです！頑張ってください！しています！ (2021年7月26日 20時) (レス) id: 584d470f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu | 作成日時：2021年7月12日 23時
