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❁⃘*.ﾟ
その日の夜
木戸川清修から雷門中に駆けつけた一之瀬と土門は、目を見開き言葉を失った
無理もないだろう
立派に建っていた面影が無いほど粉々に破壊され、変わり果てた雷門中校舎が眼前に広がっているのだから
「こんな、馬鹿な……」
「……秋」
一之瀬が振り返り、後ろに佇む秋の名前を呼ぶ
「……」
しかし秋は呼びかけに答えることはなく、無言のままただ呆然とした表情を浮かべている
だが返ってそんな秋の表情が、これまでに起こった一連の流れがいかに悲惨だったか、そしてそれが紛れもない事実であると物語っていた
「本当なんだな…?本当に雷門は敗けたんだな…?」
「こんな事ってありかよ…俺達は優勝したんだぞ?!
それなのに…優勝したその日にこんな目に遭うなんてっ…信じられるかよ!!ふざけんな!!何が宇宙人だ!!」
地面に膝をつき、涙ながらにへレーナ達への怒りを露にする土門を、一之瀬は黙って見ている
そして、土門から再び秋に目をやると、はっとした表情になる
「ﾂｩｰ)………」
秋の頬に一筋の涙が伝っているからだ
それだけ秋の心にも傷を作るような事件だったのだろう
「…………皆はどうしてる?」
「はっ…!一方的なゲームだったわ…皆の必殺技は、まるで、通用しなくて…円堂君や豪炎寺君も倒れる程だし…。
怪我が酷い人達は入院しちゃって…」
やっと意識が呼び戻された秋の口から語られる内容は、耳を覆いたくなるほど酷いものだった
「俺達が間に合っていれば…!!」
「…………”勝てた”と言う保証は無いよ」
「なっ…!!お前なぁ!!!!…………ぁ」
「……!!」
土門と秋が言葉を飲んだ理由、それは……
「……っ………」
滅多に怒った表情を見せない一之瀬が、怒りに満ちた瞳で崩れた校舎を睨み付けていたからだ
まるでそこに、嘲笑うヘレーナ達がいるかの様に…
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ミャー(プロフ) - ベルさん» 間違いは誰でもありますよ (2018年4月17日 21時) (
レス) id: a06fcb94dd (このIDを非表示/違反報告)
ミャー(プロフ) - ベルさん» ありがとうございます！楽しんで頂けてるなら、すごく嬉しいです。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: a06fcb94dd (このIDを非表示/違反報告)
ベル - エイリア学園てした。 スミマセン。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - イナズマイレブンで好きな学園はエイリン学園です。楽しく読ませて頂いています。 (2018年4月17日 21時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
ミャー(プロフ) - アイスプリンスさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月10日 16時) (レス) id: 9cdeb832d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛麻音 x他6人 | 作成日時：2017年5月22日 21時
